大御所の長寿番組 視聴率の苦戦!今後どうなる?

      2017/10/19

フジTVは来年4月からの番組編成を早くも今年の8月に着手し、大ナタをふるったと言われる「笑っていいとも!」の3月いっぱいでの番組終了、又、同じくTBSの朝の長寿番組である「はなまるマーケット」も3月いっぱいで打ち切りが発表されるなど、この所長寿といわれる番組の終了の話題が出ていますね。

 

 

長寿番組は確かに、長く続いているからこそ長寿と言われている訳ですが、多少視聴率が落ちても、出演者が局の功労者であったり、色々なしがらみがあって番組を打ち切ることが出来ないまま、放送を続けている番組も実際には多いのかもしれません。

 

笑っていいとも!にしろ、タモリはフジテレビの功労者であるわけで、そのタモリの番組を打ち切ると発表があったときは、TVやネット上でもかなり色々なことがいわれましたね。

 

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高視聴率を出していた番組の視聴率が低下してくることは時代の流れとともにありうることなのですが、上記の両番組の終了は、今までそんな番組を切ることが出来なかった雰囲気を、切ってもいい雰囲気にしてしまったことが大きいのではと感じます。

 

11月の女性自身のなかで、メディア論が専門の上智大学新聞学科・碓井広義教授によりますと「いずれも視聴率低下に苦しんでいるテレビ局は、局全体の調子がよくないため、“不良債権”を抱える余裕がなくなってしまった結果といえる」と話しています。

 

「視聴率の低下」は大きな要素ですが、それに加えて、見直しのポイントとなるのは以下の点だと前述の碓井教授はいいます。

  • 最低限の視聴率は維持していても、視聴者層に偏りがあるなどの理由からスポンサー受けがよくないこと
  • 出演者のギャラが高すぎるなど、予算に見合わないこと
  • 前後の番組で視聴率の上下が激しい、同時間帯で他局にまったく勝てないなど、編成上の障害になっていること
  • 内容や出演者が与えるイメージがマイナスであること

 

先日も大御所が司会をつとめる視聴率が下降傾向の番組が危ないのでは?と言った話題が出ていましたが、そのなかで、さんま、所ジョージ、和田アキ子などの番組について以下のように伝えられていました。

 

TBSの関係者によると「さんまのSUPERからくりTV」が終了候補に挙がっているという話。「最盛期には20%近い視聴率を誇っていましたが、今は10%を割り込んでいます。かつてのような名物企画が生まれてこなくなり、一世を風靡した『ご長寿早押しクイズ』も、“予定調和”な部分が多かったと話しているとのこと。面白ホームビデオのコーナーも、海外から買いつけたものを垂れ流しているだけで、今では似たようなものが簡単に動画サイトで見られてしまう。テレビ東京の『モヤモヤさまぁ~ず』に負けて、同時間帯の民放最下位になったこともあるから情けない限りです」と話しています。

 

同じく明石家さんまの番組では、「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)も、10年前の15.6%から10.4%に急落しているといい、所ジョージも「所さんの目がテン!」(日本テレビ系)が8.2%から7.0%に、「笑ってコラえて!」(日本テレビ系)が14.2%から10.7%にと低迷。

 

和田アキ子の「アッコにおまかせ!」が10.2%から6.6%と、“大御所”と呼ばれる人たちの番組の苦戦が続いている。「朝ズバッ!」(TBS系)も最近は5%台で低迷しており、みの降板後もほぼ変わっていないと報じられています。

 

実際に番組の打ち切りが伝えられたはなまるマーケット視聴率が2~3%台(関東地区)、笑っていいとも!の視聴率は全平均視聴率は11.5%だといいますが、最近では6%台ぐらいで推移しているといいます。

 

はなまるマーケットはNHKが2010年から始めた「あさイチ」に視聴者を取られた影響もあって視聴率が低迷しており、笑っていいとも!についても、裏番組には食やレジャーの情報を流し続ける大胆な手法で視聴率を稼ぐ「ヒルナンデス!」、他局がやらない午後1時過ぎまで話題のトピックスを報じて視聴率を上げてきた「ひるおび!」など、
打ち出すものが明確な番組に、そうした情報を好む視聴者をとられている形です。

 

やはり視聴率低下は番組を打ち切る一番の理由なのかもしれませんが、司会者が大御所となると、ギャラもそれなりの額になるはずで、上記の碓井教授の話にも出てきた「出演者のギャラが高すぎるなど、予算に見合わないこと」と言う部分にひっかかってくるのかもしれません。

 

今後は第二のはなまる、いいとものような思い切った采配による長寿番組の打ち切りも珍しいことではなくなるかもしれませんね。

 

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