フィギュア全日本・女子ショート 浅田首位!村上上向き!

フィギュアスケートの全日本選手権は22日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで女子ショートが行われました。

 

 

女子は明日のフリーに向けて良い位置に立っておきたい所ですね。

 

女子は、最終グループに注目選手4人が集まるというショートプログラム。
その一つ前のグループで滑った宮原知子がミスの無い演技で66.52という高得点を出し、それが一つの目安となって始まった最終グループ。

 

第一滑走者は安藤美姫選手、出産後初の大きな大会でどのような演技を見せるか注目が集まりましたが、冒頭の3-3のジャンプを成功させると、続くジャンプも成功、演技をまとめて64.87のシーズンベストで演技を終えました。
試合を楽しみたいと話していたように、笑顔が良く見られ、自身のシーズンベストを更新、安藤選手は緊張したというものの、すごく良い状態でリンクの上へ上がれたので全体的には良かったと話していました。

 

浅田真央 夢の軌跡~ドリームのきせき~

続く2番滑走は浅田真央選手、自らも回転不足だったと話す3アクセルでしたが、転倒などもなく着氷し、その後のジャンプを成功させると、各要素レベルの高い演技でまとめ、全体の1位である73.01で演技を終えています。

 

そして今回、オリンピックシーズンに向けて用意したショートプログラムが、今シーズンの国際大会で不調だった村上選手。
この全日本選手権を前に、2011年に同選手権で浅田を抜いて首位にたった「バイオリン・ミューズ」に戻し、異例のショートプログラムを変更して臨んだ村上、今までタイミングが合わなかったジャンプなど全て成功させ、SBで67.42という得点で明日のフリーへつなげました。

 

最終滑走の鈴木明子はこれが最後となる全日本選手権。
ベテランの鈴木らしい観客を引き込む演技で浅田真央に次ぐ70点台をたたき出し、2位でショートを終えています。

 

浅田から安藤まで10点差以内なので、フリーでは順位の入れ替わりがあってもおかしくない状況の中、明日はどんな戦いを見せてくれるのか、ソチ五輪の切符は誰が手にするのか、注目が集まります。

 

女子SPの結果は以下の通りとなっています。

1位 浅田 真央 73.01
2位 鈴木 明子 70.19
3位 村上佳菜子 67.42
4位 宮原 知子 66.52
5位 安藤 美姫 64.87

 

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