フィギュアスケート 欧州選手権が開幕!ショートプログラムで首位に立ったのは?

      2017/10/19

15日に開幕フィギュアスケートの欧州選手権がブダペストで開幕しました。
フランス、ロシア、ドイツ、スペイン、イタリア、イギリス、チェコなどが出場し、欧州での覇者を決める選手権。

 

 

ちなにみこの選手権、昨年の男子の結果は、優勝ハビエル・フェルナンデス(スペイン)、女子は優勝がカロリーナ・コストナー(イタリア)でしたが、今年は誰が優勝するのでしょうか。

 

今年はオリンピックシーズン、代表選考がかかっている国もある中、現在、男女シングルのショートプログラムを終えて、フリーの演技を待つばかりといった状況ですが、選考に絡む選手にとっては結果を残したい大会ですね。

 

ショートの結果はどうなったかというと・・・

 

16日に行われた男子のSPで首位に立ったのは、91.56点をマークした前回優勝のハビエル・フェルナンデス(スペイン)。

 

フェルナンデスは、2010年バンクーバーオリンピックスペイン代表でもあり、2013年世界選手権で銅メダルを獲得している選手。
そして、4回転はトウループとサルコウの2種類を跳ぶ事が出来るので、ジャンプが見事に決まれば、かなり高得点を出せる選手ですね。

 

しかし、今シーズン、GPシリーズでは、いつものフェルナンデスらしい滑りが見られず、得意の4回転が不調でよい結果を残せない事が続いていましたが、今大会では、冒頭で4回転ジャンプに成功し、ほぼ完璧な演技で大会2連覇へ好発進しており、オリンピックを前に調子は上向きのようです。

 

そして、セルゲイ・ボロノフ(ロシア)が2位、トマシュ・ベルネル(チェコ)が3位につけている状況です。

 

2位にロシア選手権で3位だったボロノフ選手が入っていますが、ロシアの代表は、この欧州選手権後に発表になるといわれていますね。

 

因みに昨年末に行われたロシア選手権で優勝しているのは、日本の浅田真央選手のフリーの振り付けも行っているタチアナ・タラソワの弟子で、4回転ジャンプを得意とするマキシム・コフトゥンで、五輪代表有力とされています。

 

ワールド・フィギュアスケート 40

ロシアの男子出場枠が1人なので、当然1人しか五輪には出場できないわけですが、ロシアでは、このロシア選手権で2位だったベテランのプルシェンコの出場の可能性が全くないわけではないのでは・・・
という声もあり、この選手権終了後の代表選手発表を前に、出場をより確実なものにする為には、コフトゥンは結果を出しておきたいところだと思います。

 

そのコフトゥンですが、83.15点で4位につけており、トップとの差が8点程度。
今シーズンのコフトゥンはショートプログラムとフリーで、4回転ジャンプを合わせて5回プログラムに入れた世界で唯一の選手、フェルナンデスと同様に、4回転ジャンプを得意としていますので、その出来によっては結果は大きく変わってくる可能性もあります。
男子のフリーは18日に行われますので注目ですね。

 

それにしても、このロシアの代表の1枠に関しては様々言われていますが、過去に実績があるが、怪我を抱えているプルシェンコ選手を国として選ぶか選ばないか・・ということが大きそうです。
(ロシアの代表選考については別に記事を載せています)

 

プルシェンコ自身がロシア選手権後、2位だったという結果を受けて「私は団体戦を選んで、若くて有望な選手に個人戦をゆずるよ。すべてをしっかり、そして正しく理解している。私には団体戦で十分なんだ」。と話していたようですが、実際に、コフトゥンが個人戦に出て、プルシェンコが団体戦に出るというような事は出来るのでしょうか?

 

団体戦のメンバーは男子シングルのメンバーの中から選ばれるとされており、日本などは3枠の出場枠を持っているため、3選手が出場し、その中から誰かが出場すればよいわけですが、新たに団体要員として違う選手は出場できないと言われています。

 

つまり、ロシアの場合、男子シングル出場枠は1つですから、自動的に男子シングルに出場が決まった選手が団体戦へ出場することとなる為、ロシアの代表にならなければ、団体戦へも出場出来ないということになります。

 

そうなると、この欧州選手権で結果を出した方が、ソチ五輪代表に選ばれるのではと見られていましたが、プルシェンコは「腰の具合を考え、ソチへの大事を取るため欧州選手権にも出ない」といったようです。

 

当初、欧州選手権の出場メンバーとして国営紙ラシースカヤ・ガゼータには、コフトゥンもプルシェンコもエントリーされていたそうですが、ロシアスケート連盟の公式サイトの情報によれば、エントリーメンバーにプルシェンコの名前がなかったといい、実際にプルシェンコは出場していないことから、五輪の出場は絶望的ではという声、欧州選手権にプルシェンコが出場しなかった段階で可能性がなくなったとの声もありますが、はっきりしません。

 

しかし、コフトゥンが、誰もに認められる圧倒的な結果で優勝することができれば、大きなアピールになることは間違いなさそうです。

 

一方、女子ショートプログラム(SP)はロシア選手権を制したアデリナ・ソトニコワ(ロシア)が70.73点で首位に立っています。

 

この欧州選手権においても、ロシア勢同士の争いが見られグランプリ・ファイナル2位の15歳、ユリア・リプニツカヤが2位につけている状況。

 

しかし、この2人ともにロシアがソチ五輪に向けて強化した中、育った実力や才能のある選手。
ソトニコワ選手は、GPファイナル5位、ロシア選手権で優勝し、今大会に臨んでいますが、2位につけているリプニツカヤ選手も、一本のキャンドルのように、まっすぐで非常に高い柔軟性の高いビールマンスピンを得意とした技術力のある選手ですね。

 

リプニツカヤは「ジャンプが全体的に少し低かった」と反省したものの、その持ち前の技術力で、技術点トップの38.06点をたたき出しています。

 

リプニツカヤは「トップと点差も少ないし、大した問題ではない」と逆転優勝に望みをつないでいるといいますが、GPファイナル、ロシア選手権で2位の実績があるだけに、フリーでの逆転も充分狙える範疇ですね。

 

しかし、女子のソチ五輪出場枠は2なので、このままこの二人が競り合って上位に入ることが出来れば、順当に代表として選ばれるようにも思います。

 

又、昨季の世界選手権銀メダルのカロリナ・コストナー(イタリア)は、昨年11月のロシア杯後に「背中を痛め、頭痛も止まらず体調を崩した」といいますが、この大会に出場しており、オリンピックに向け、復調の様子で現在3位につけています。

 

フリーの出来次第では女子も分からない状況ですね。女子フリーは17日に行われます。

 

又結果が出ましたら、載せたいと思います。

 

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