男子フィギュアSP 羽生・歴代最高で首位に!フリーを占う現在の状況は?

      2017/10/19

ソチ五輪のフィギュアスケートは13日(日本時間14日未明)、男子ショートプログラムが行われました。

 

 

オリンピックが始まり、ここにきて日本はスノーボード男子ハーフパイプ銀メダルの平野歩夢選手と銅メダルの平岡卓選手、そしてノルディック複合の個人ノーマルヒル渡部暁斗選手がそれぞれメダルを獲得し、現在日本のメダル獲得数は3。

 

その影でメダル候補と目された選手たちが後一歩のところでメダルに届かない状況もあり、それだけオリンピックには独特の雰囲気があるのかもしれませんね。

 

そんな魔物がすんでいるといわれる五輪はやはりフィギュアの選手にとっても独特の緊張感があるようで、団体戦で滑った選手は、過去に五輪に出場したことのある選手でも、インタビューでは一様に緊張したという言葉を口にしていますので、メンタル面をうまくコントロールすることが演技と同じぐらいに大事なのかもしれません。

 

SPが終わったところでの点数、及び演技内容を簡単にまとめました。

 

フィギュアスケート日本男子応援ブック (DIA COLLECTION)

1位 羽生(日本)101.45
技術点 54.84 演技構成点 46.61
※4回転、後半に持ってきた3アクセル、3-3と3つのジャンプはすべて成功 演技全体をきれいにまとめた。

2位 チャン(カナダ)97.52
技術点 50.34 演技構成点 47.18
※4-3と3ルッツは成功、3アクセルが着氷でバランスを崩すもののその他はきれいにまとめた。

3位 フェルナンデス(スペイン)86.98
技術点 43.87 演技構成点 43.11
※最初の4回転サルコウは着氷でバランスを崩すも転倒はせず。3アクセルは着氷。3-3は勢いが足りなかったか、2本目の着氷から滑りへの流れがスムーズにならなかった。

4位 高橋(日本)86.40
技術点 41.75 演技構成点 44.65
※最初の4回転トゥループは回転不足で3回転と判定。3アクセルは丁寧にまとめた。3-3は柔らかにつなぎ、その他の要素はうまくまとめた。

11位 町田(日本)83.48
技術点 40.98、演技構成点 42.50
※最初の4回転トゥループはこらえて着氷。トリプルトゥループとのコンビネーションがややスムーズにいかなかった。
次の3アクセルは綺麗に跳んだ。しかし後半のトリプルルッツがダブルになり、ジャンプでのミスが点数に影響した。

 

そして団体戦で活躍し、個人戦でも大きな地元の声援を受けて、メダル候補の一人とも思われたプルシェンコ選手が、なんと6分間練習後に腰の痛みを訴えて棄権するという事態に。

 

昨年1月、人工椎間板を入れる腰の手術を受け、6月に本格練習を再開してから一年にも満たない時期の競技復帰、そして先日行われた団体戦であれだけの滑りが出来たのはすばらしいことでしたが、ロシアの代表は1枠だったので、団体戦、個人戦とすべてをプルシェンコが滑らなくてはならない状況の中、やはり負担がかかったのかもしれませんね。
結局戦うことなく終わってしまいました。

 

一方、SPの内容ですが、羽生結弦が自身が持つ歴代最高得点を更新し、史上初となる101.45点で首位に立ちました。

 

五輪の舞台に足が震えたという羽生、それでもジャンプは全くぶれのない安定したもので、冒頭の4回転、カウンターからの難しい入りのトリプルアクセルを決めると、その後の3-3もきれいに決まり、1位でSPを終えました。羽生は「自分の演技からはほど遠い。やっぱりオリンピックなので足が震えていたところはあった」という一方で「100点を超えたというより、自分のベストを超えられたことがうれしい。今日やるべきことはやった。明日に向けてしっかり体を休め、明日、又今日と同じようにではなくて、明日は明日でいい演技をしたい」と話しました。

 

好調をキープしている羽生、今夜遅くのフリーも期待したいですね。

 

高橋大輔は今回が3度目のオリンピック、そして集大成となる今回。スケーティング後のインタビューでは「最初の(4回転)ジャンプはなかなか苦労していて、試合の本番で成功させることができなかった。あとの不安要素もあった中で、自分の滑りっていうのは、できなかったかもしれないですけど、精一杯はやれたかなと思います。(大変な中で、4回転も勇気いったと思うんですけど、)なかなか厳しい戦いですけど、まだ終わってないので、今日ひと段落という感じですかね。明日も精一杯やれることやって、今、自分ができる最高のパフォーマンスを目指して演るだけです」と、完全燃焼を約束していました。

 

町田樹はインタビューで「そうですね、まぁ・・・悔しいです。こんなミス僕はしないんですけど、悔しいですね。フリープログラム次第で、メダルに手が届く位置にはいると思うので、絶対にあきらめずに進みます。今日はみなさんバレンタインデーですよね、日本は。明日、逆バレンタインできるようにがんばります。今日は、本当に悔しかったですけど、明日、また、頑張ります」と話しています。

 

羽生とパトリック・チャンは頭一つずつ抜け出ている状況ですが、実際に3位のフェルナンデスから11位の町田までの点差は3点台。
この3点の間に9人の選手がおり、その中に高橋、町田も入っています。
得点の大きいフリーの演技で、より良い演技が出来れば順位はわからない状況ですね。

 

緊張感あふれる状況の中で、悔いなく自分のもてる力を発揮して頑張って欲しいです。

 

尚、今夜遅くに行われるフリーの滑走順は以下の通りです。

 

町田選手18番目 第3グループの最後。
高橋選手20番目 最終グループの2番目
羽生選手21番目 最終グループの3番目。
パトリック・チャン選手 22番目最終グループの4番目

 

日本選手の一番手は町田選手、そして羽生選手の前に高橋、羽生の後にパトリックチャンという滑走順です。

 

  

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