遠野なぎこ 55日の最速離婚記録!ブログで発表の理由は?

女優の遠野なぎこが、2カ月の交際を経て、元プロボクサーで、バー経営の男性との再婚を報告したのが5月5日のこと。

 

 

幸せいっぱいの様子がテレビでも報じられ、彼女が15歳の時からずっと患っている摂食障害の症状である過食嘔吐が、2ヶ月の間、一度も出ていなかったことを明らかにした。

 

しかし、それから約1ヶ月が過ぎた6月10日には、「憎き悪病、再び」というタイトルで自身のブログへの書き込みがなされ、止まっていた過食嘔吐の症状が、再び出てしまったことを報告している。

 

一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ

二人はお互いが近所で暮らす「別居婚」をしていたが、その結婚から55日たった今日、自身のブログで離婚を発表した。

 

09年7月に2歳下の会社員と結婚するも72日で離婚、この自らがもつ芸能界最速離婚記録を更新する55日での離婚となった。

 

遠野は、離婚の決断にいたったことについて、以下の様に綴っている。

 

「こんなに短い結婚生活になってしまった事、祝福して下さった多くの皆様に対して恥ずかしい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいでいます。二度目の結婚だったにも関わらず…経験に学ぶことなく、自分自身が負担に感じる程に“妻”という形に縛られてしまった結果です。

負担が増幅し、夫婦共々心休まらない日々を送ることになり…結果的に平穏な夫婦生活を保つ事が難しくなってしまいました。
このような究極な形になってしまいましたが、未熟者の二人には世間様に恥を晒してでも頭を冷やす時間が必要だと思い離婚を決断致しました。」
(遠野なぎこさんのブログより)

 

遠野は、この離婚を憎しみあってのものではなく、自分たちのキャパを超えて背負いすぎた荷物を一度下ろすための離婚であるとし、夫婦という形に終止符は打ったものの、恋人として、今度こそ慎重に愛をはぐくんでいけたらと話している。

 

これは関係者に対しての文章なのだが、それとは別に「ブログ仲間の皆様へ」というタイトルで、閲覧者に向けてもメッセージを出している。

 

遠野は、ブログの中で彼女と同じように悩みを抱える閲覧者からのメッセージに対して、以前から返事を載せているが、今回もそんな「仲間」に対しては、もう少し踏み込んで、自分の気持ちを伝えているようだ。

 

その内容を見ると、自分に自信がなく不安でたまらないことや、相手を自分色に染めようとして、妻として夫としてこうあるべきという勝手な価値観を相手に押し付けたこと、結婚した途端にその様に変わってしまった自分が本当に嫌だったといった自身の気持ちを率直に語っている。

 

単に、2度の結婚生活が数ヶ月しか続かなかったスピード離婚、といってしまえばそれまでだが、彼女の場合、摂食障害、強迫性障害、醜形恐怖症など、事あるごとに希死念慮が強くなるという精神状態が背景にはある。
一度目の結婚の際も、婚姻届と一緒に離婚届も書かせたというように、「離婚することを前提で結婚する」という遠野のスタンスが、なかなか周りにはわかりずらいものだった。

 

それに比べれば、今回の結婚は、一度は過食嘔吐を克服出来たほどの相手であり、その「奇跡」の原因を、遠野は『愛情』だろうと話していたことを思えば、彼女が今回このような結果になってしまった結婚生活ではあったが、彼との出会いや結婚によって得たものは、今までとは全く違ったものなのかもしれない。

 

遠野が「心の病、心の闇を持っている自分が憎いです」と語るように、これまでに受けてきた身体や心の傷が、とても根深いのだろうということを、色々な意味で感じずにはいられない。

 

タイトルとURLをコピーしました