中森明菜へのテレビ招致活動 ベストアルバム発売で加熱する!ファンの反応は?

2010年10月から体調不良のため休養している中森明菜(49)のベストアルバムの発売を記念した視聴会が4日、都内で本人欠席のまま行われた。

 

 

このベストアルバムは、明菜にとって4年ぶりの新曲となる「SWEET RAIN」などシングル曲を収録した「オールタイム・ベスト―オリジナル―」、カバー曲を厳選した「オールタイムベスト―歌姫―」が6日に発売された。

 

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発売記念にもかかわらず、本人が活動しない状況が続いているが、今回のアルバムを機に動き始めたのが明菜完全復活のテレビ招致運動だという。

 

東スポWEBによれば、

「『うちで復活の歌唱を』とか、『うちの番組から復活をしてほしい』という“復活オファー”が各局から届いているそうです。『24時間テレビ』も熱心に声かけしていたみたい。今のテレビ界でキャスティングを握っているような上の人たちに『明菜世代』が多く、思い入れも強い。争奪戦は過熱気味」
とあるテレビ制作会社関係者が話している。

 

しかし現段階で、どの番組で復活するかなど、復活に向けた具体的な話はないという。
本格復帰となるとやはり「体調」の回復なくしては難しいだろう。

 

実際にレコーディングしてアルバムの発売にはこぎつけたものの、決して万全の体調ではなかったと伝えられており、まだ、人前で歌えるところまでにはなっていないという。

 

こうしてアルバムが発売され、テレビ番組での復活の期待が高まる中、中森明菜ファンはどのように思っているのだろうか。

 

ネットの声をひろってみると、明菜の体調を心配する声が多数で、「無理してテレビに出なくてもいい」という声がとても多かった。
ファンは彼女が送ってきた波乱万丈な人生を知っているだけに、ゆっくり自分のペースで復帰してくれればそれで良いといった思いを持っているのかもしれない。

 

明菜は、松田聖子や小泉今日子といったアイドルが多数、輩出された「アイドル全盛期」にデビューした。
当時、かわいらしさを全面に押し出した歌手が多かった中、明菜の場合、彼女の持つ個性や世界観、歌唱力に魅せられてファンになったという人が多いように感じる。

 

数々のヒット曲を世に出し、同世代より大人びた印象だが、どこか脆さもある、そういった部分も含めて、彼女の魅力だったように思う。

 

ファンからは、無理はさせたくないという意見とともに、このアルバムで「新曲を聴けただけでもうれしい」と一歩ずつでも前に進んでいる事を喜んでいる声も多数聞かれた。

 

しかし、その一方で、かつて人気を博した歌手が時を経て復活するときに、どうしても全盛期の頃と比べられてしまうといったことがある。

 

少数だが、中には復帰にあたって、全盛期のような「声」が出るのか、劣化した姿になってしまっているのではないか・・という意見もみられた。

そういった話は明菜だけでなく、全盛期の印象が強ければ強いほど、比較されがちなことだろう。

 

松田聖子でさえも、全盛期のような綺麗な高音は出なくなっているといわれているわけで、それだけ年を重ねているのだから、ある程度仕方がない部分もあるのではないかと思う。

 

しかも、何年もTVに出ていないと、復帰に対する期待や思いも膨らんでいく。
復活するなら、病気をおして無理をしてテレビに出てくるのではなく、納得のいく状態で出てきて欲しいという思いもあるのではないかと感じる。

 

いずれにしても、一時代を築いた彼女の歌声をもう一度聞きたいと願うファンは多いだろう。
じっくり体調を整えて、又いつか復活する日が来ることをファンも心待ちにしている。

 

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