荻野目洋子 歌って踊れるアイドル30周年記念!

      2017/10/19

80年代『ダンシングヒーロー』などの大ヒットで、活躍していた荻野目洋子。

 

 

荻野目が活躍していた80年代といえば、松田聖子や堀ちえみ、中森明菜や小泉今日子、松本伊代など、かわいいアイドルの全盛期。

 

当時、その中でもトップアイドルだった松田聖子を筆頭に、デコラティブなミニのドレスや、かわいいお人形さんのような衣装を着たアイドルたちが続々とデビューした。

 

そしてヘアスタイルも当時、世の女性たちがこぞってこのスタイルにした「聖子ちゃんカット」を真似てデビューしたアイドルも多く、この時代は、かわいい衣装と聖子カットがアイドルの象徴だった。

 

花の82年組といわれたアイドル黄金期から2年後の84年、同期には岡田有希子、菊池桃子など、まだアイドル路線で売っていたタレントも多い中、そういったアイドルたちとは一線を画し、歌を歌いながらダンスを踊るというスタイルで人気を博したのが荻野目洋子だった。

 

荻野目自身もインタビューの中でこう話している。

 

かわいいアイドルが多く「(当時)顔だけでは勝負できませんでした。
そこで私はダンスというスタイルを選んだんですが、それが時代に上手く融合する形になっただけ…」

 

他のアイドルと違うスタイルをいくというのも、売れる為の戦略でもあったのだろう。

 

ディア・ポップシンガー

今でこそ、歌って踊れる歌手は当たり前の時代だが、この頃の荻野目はそんなアイドルたちと一際異彩を放ち、こびた感じが無く、荻野目らしさで人気を得ていた。
デビューの翌年にはダンシングヒーロー、その後も六本木純情派などのヒットを飛ばしていく

 

そんな荻野目だが、そして出産と活動を休止したのは2001年に結婚したころ。

 

結婚を機に活動を休止する際、事務所からは「結婚=引退と同じようなもの」と厳しい話をされたというが、結婚をし、子宝を授かるという貴重な体験は、その当時のタイミングしかなかったと話す。

 

奥さんとなり、母親となり、音楽活動に向けていた情熱が、いつしか子どもへの愛情、育児のエネルギーに変化していくことも、自然なことだったと久々に出演したTV番組の中でも話している。(フジTV ノンストップ)

 

そんな荻野目だが、ここ数年、TV番組などが80年代のアイドル特集などをくみ、当時のヒット曲をTVなどで歌う場面が増えてきたことにともなって、出演のオファーがきだしたという。

 

又、最近ではFNS歌謡祭にも出演し、昔と変わらない歌唱力、容姿をみせたが、特に復帰に向けたシナリオなどがあったわけでもなく、自然に少しずつ歌う機会が増えてきて今に至るのだという。

 

そして、今年はデビューから30年目、そんな記念すべき年にリリースされたのが、8月に発売された『ディア・ポップシンガー』だ。
このタイトルになっている「『ディア・ポップシンガー』従来のポップシンガーへの敬意の意味と、私自身がこれからも末永く愛してもらえるポップシンガーの偶像となれたら、というふたつの意味を重ねているという。

 

荻野目の代表作であるダンシングヒーローに加え、「STEAL YOUR LOVE」や「ねえ」といった歴代のヒット曲はすべてリレコーディングを施し、ドナ・サマーやスウィング・アウト・シスターズ、ワム!といった海外アーティストのカヴァー曲を、彼女自らが書き下ろした日本語詞で挑んだかと思えば、15年ぶりとなる新曲「キミとタイムマシン」まで収録されているという。

 

どんな基準でこれらの曲を選んだかという問いに、荻野目はこう話している。

「自分の声で歌ったときにハジけた感じで聴こえる曲、という基準で選びました。候補にはジャネット・ジャクソンの曲もあったんですが、私がジャネットをカヴァーするのは想像がつくといいますか、そこは“意外性”を重要視して選曲しました。昔、事務所の社長から『日本版ドナ・サマーを目指せ』って言われたことがあったんですが、その時は恐れ多くてカヴァーすらできませんでしたが、ようやくいま、こうして歌えて感慨深いですね。」

荻野目はデビュー30年を迎え「長い年月が経ったんだな、と感慨深い思いです。『ディア・ポップシンガー』は、私がアイドルとして活動していた時代に応援してくださったみなさんへの恩返しの気持ちを込めつつ、いまの私が歌手として伝えたいこと、そしてもう一度腰を据えて歌を歌いたい、という気持ちでリリースに至った作品です。」と話す。
(リアルサウンドより)

 

デビュー30周年記念作のこのアルバム、80年代の音楽を再び聞いてみたい人にもおすすめの一枚だ。

 

 - エンタメ・芸能 , ,