今クール(第3シーズン)も好視聴率で終えた米倉涼子主演の『ドクターX』。
2012年の初回の放送の平均視聴率は19.1%、続く2作目は23%、そして今回も22.9%という高視聴率を叩き出し、2位の『きょうは会社休みます。』16.0%を大きく引き離しての1位、今年の民放連ドラの中でも、木村拓哉主演の「HERO」を抜いて、堂々の年間トップに輝いた。
ここまでの3作は舞台は変われども、共通するのは、「大学病院の医局の弱体化により、医療の現場は弱肉強食の時代へと突入。この危機的な状況を埋めるために現れたフリーランスの外科医」という設定、そしてこのフリーランスの外科医で、米倉演じる大門未知子が、権力に媚びず、自分のスタンスを貫くところも毎回変わらない。
そして、高視聴率を出し続けているこのドラマ、放送を終えると決まって話題にのぼるのが、続編はあるのかという話だ。
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これだけの人気ドラマ、放送すれば視聴率が取れるのだから、テレビ局側としては続編を制作しない手はないし、視聴者にとっても嬉しい限りだと思うのだが、主演を務める米倉があまり乗り気ではないという。
前作が終了し、第3シリーズはあるのかという時に、米倉は役のイメージが付いてしまうことを嫌っているといった話も聞かれたが、今回、乗り気でない理由としていわれているのは、医師役があまり好きじゃないことだという。
いくら偽物とはいえ、メスを握って血糊をつけての手術シーンに生理的な嫌悪感があるという。
しかし、週刊誌の記事によれば、ドラマの打ち上げ出席者の一人はこのように話していたとも語っている。
(女性自身より)
前回も続編に乗り気でなかった米倉を動かしたのが、「もう一度やって欲しい」という声だった。
新シリーズの発表の場で、こういった声に加えて、「私にとって、このドラマは病気についても勉強になるし、いつも新しい気持ちで臨める作品。」と話し、人としてすごく納得できる言動をする未知子も、演じていて心地いい役と話している。
もう一度・・・という声が又上がれば、きっと第4シーズンも実現するのではないだろうか。