大物歌手が西野カナを評価する理由とは?

      2017/10/19

音楽業界関係者からかなり評判が良いという西野カナ。

 

 

西野といえば、デビュー当時は、色が明るい巻き髪から「ギャル」のイメージがあり、ファン層は若めな印象だったが、ここ数年、雰囲気も大人っぽくなった印象がある。

 

又、彼女の曲は「詩の内容」で揶揄されることが多く、片想いや失恋に関するストレートな表現の歌詞が多いのも特長だろう。

 

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そんな西野について、ネットの記事にサザンオールスターズの桑田佳祐、Mr.Childrenの桜井和寿など、そうそうたる人物が西野に対して賞賛の言葉を送っていると書かれていた。

 

桑田佳祐は毎年、自身のラジオ番組の中で「桑田佳祐が選ぶ邦楽ベスト20」と題してその年の邦楽の中から桑田自身が良いと思った曲を20曲紹介しているというのだが、西野の曲は2年続けてランクインしているという。
2013年に「涙色」で17位に、2014年に「Darling」で7位にランクインを果たしており、2年連続でランクインしたのは西野カナ以外だとスガシカオのみ。

 

西野の2013年のランキング発表時に桑田は「この子は歌うまいでしょ。
なんと言われようと好きよ」「曲もいいんだけど、このキックのパターンでよく歌えるなとおもって感心しちゃう」とその歌唱力を手放しで称賛しているのだとか。

 

Mr.Childrenのヴォーカルである桜井もまた、西野カナを絶賛している人物のひとりだといい、2010年に雑誌のインタビューを受けたときには、「声がいい。声量がありすぎないからバランスがいい」「ラジオで流れていいなと思うと、やっぱりこの子かと耳に止まる」とかなり高い評価をしているのだという。

 

ちなみに桜井が若手のアーティストを名指しで称賛することは滅多にないらしい。

 

さらに、2014年の雑誌のインタビューの際には、西野カナに対して「かなりの尊敬」にまで発展していることを明かし、その理由を「CDのクオリティでテレビやライブで歌えるから」と答えている。

 

桜井自身、伝えようとして力んだり、声を歪ませたりする余り、余計な力が入り不安定になることがあるそうだが、西野カナはずっと力を抜き続けて原曲に忠実な形で歌うことができる所を評価しているようだ。

 

一昔前は、ザ・ベストテンや夜のヒットスタジオなど、生放送の歌番組があり、歌の上手い下手はかなりわかりやすかった。

 

生放送は、(口パクの歌手は別として)歌唱力のごまかしもきかず、CDなどで聞いた歌声と結構違うと残念になることがある中、MステやFNS歌謡祭などで生歌を披露した際、西野は確かに歌が上手い印象だった。

 

素人が見ても上手いとは思うのだが、桑田や桜井が褒めているポイントは、そんな「歌のうまさ」以外にも、同じ歌手だからこそ感じる、センスのようなところもあるように感じる。

 

解散した東京事変のメンバーで、プロデューサーとしてもCoCoやいきものがかりなど数多くの一流アーティストの編曲を手掛けている亀田誠治氏も、ヒット曲を分析する自身の冠番組「亀田音楽専門学校」で西野カナを取り上げて評価しているという。

 

ある放送では「マイナーキー」の音楽を取り上げた時のことだ。

 

マイナーキーとは、いわば短音のことで一般的に暗くて切ない感じの曲を出すときに使われるというが、番組内で亀田氏は「90年以降のマイナーキーの音楽には新しい要素が加わっている」として、その代表的な曲として、小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」、宇多田ヒカルの「Can You Keep A Secret?」といった大ヒットの名曲に並んで、西野カナの「会いたくて 会いたくて」を紹介している。

 

亀田氏はこれらの曲には「胸キュン」や「せつなさ」の要素が強く、表現の幅が広がっていることを指摘した。

 

大物にも一目置かれる点に注目しながら、新たな思いで曲を聞いてみるのも良いかもしれない。
 

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