嵐ライブツアー 転売チケット問題!大量取り消しへ!

全国ツアー『ARASHI Live Tour 2013“LOVE”』が11月8日からスタートする嵐。
このチケットをめぐり、規約違反を起こした当選者のチケットが当選取り消しになっていることがわかりました。

 

 

クリアファイル ★ 嵐 2011-2012 「ARASHI LIVE TOUR Beautiful World」

ジャニーズ事務所では、これまでにもネット上でのチケット転売禁止を呼びかけてきましたが、ここまで大掛かりになったのは、ジャニーズ史上初といえるようです。

 

人気アーティストのチケットは、悪質な転売が見受けられることがありますが、特にこの「嵐」はコンサートチケットが中々取れないといわれ、日本最高クラスのチケット倍率を誇ると言われています。

 

何しろ、嵐のファンクラブは今年2013年には148万人までの会員番号が確認されているといい、ジャニーズファンクラブの総会員数の30%以上が嵐ファンという事になるようです。

 

そんな嵐の9月に行われた「アラフェス」でも1枚8,000円のチケットが、オークションサイトで10万円以上で売買されるなど、悪質な転売例が散見されたばかりだといいます。

 

8,000円が10万円以上とはかなりの高額。
それだけ払ったとしても絶対に欲しいという事なのかもしれませんが、それで通ってしまうと、そういった転売して儲けようといった輩の思うつぼとなってしまい、同様の事が繰り返されるという事態を生みそうですよね。

 

そんな状況をうけて、10月11日にはファンクラブ会員に向けて、嵐が直々に違法チケットへ警告を促す動画が配信され、「正しい販売方法で購入してください」というメッセージを送っているようです。

 

これは昨年11月以来の2度目のことで「メンバーの悲しい顔は見たくない」「嵐に違法チケットについて言わせるのはやめよう」と、ファンの間でも自省ムードが高まっていたといいます。

 

しかし、状況は改善されず、「アラフェス」に続いて全国ツアーのチケットもネットオークションに並ぶ状況になってしまう中、28日になってジャニーズ事務所公式サイト「Johnny’s net」にて「オークション等出品による当選取消し一覧」が掲載されたのだそうです。

 

サイトでは「下記は、インターネットのオークション等にチケット当選の情報が掲載されたもので、弊社の調査により、当選者が判明したものです」と、公演会場、公演日時の情報を始め、オークションIDや出品開始日時といった情報までが公開されたといいます。
そして、その無効となったチケットは、再抽選の上でほかの会員に販売(復活当選)になるといいます。

 

ジャニーズコンサート事務局では、以前からファンの情報提供などで転売が発覚したチケットの座席番号を公開してきましたが、今回は独自調査によりオークション出品者を確認。
結果、名古屋・札幌・大阪公演分を合わせて167件が無効となったそうです。

 

ジャニーズに詳しい記者によると、近年、コンサート事務局はチケットの取締りを強化していて、常連出品者のIDをチェックするなどの対策をとっていたのでは?といわれています。

 

今回の当選メールには当選公開案内の上下に記号の並びが記載されていて、「この記号や文字列が当選者の個人コードになっているのではないか」と推測しているファンもいるとか。

 

そうであれば、オークションに出品する際、商品画像としてこの「当選メール」を掲載した出品者は、その記号列から個人が割り出されてしまうと考えられますね。
ジャニーズとしてチケット転売防止へ向けて本格的な対策に乗り出したのではといわれているようです。

 

現時点の「当選取消し」リストには167件の出品情報が掲載されていますが、無効チケット枚数は、この倍以上になる可能性もあるとのこと。
残りの東京・福岡公演の転売チケットも当選取り消しになるのか、今後のコンサート事務局の発表に注目が集まります。

 

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