楽天・田中将大 ガッツポーズ、雄叫びは米でダメ?暗黙ルールとは?

      2017/10/19

楽天の田中将大投手のここぞというところで決めたときによく出るガッツポーズや雄叫び。
今日のとくダネ!でこのガッツポーズや雄叫びが、メジャーの暗黙のルールといわれるものにふれるか?といった話題が取り上げられていました。

 

 

その話題の中で例に上がっていたのは先日の日本シリーズでの戦いの場面。

 

田中将大―ヒーローのすべて

日本シリーズ第2戦の6回二死満塁の場面で、ロペスを空振り三振に仕留めた直後、田中が派手なガッツポーズを決めた時の事、これを快く思わなかったロペスが、第6戦で同点2ランを放った後にベースランニングしながらマウンド上の田中に向けてお返しのガッツポーズで挑発した件を挙げ、元メジャーリーガーだったロペスが、メジャーでタブーとされる「相手に向けたガッツポーズ」に苦言を呈したというもの。
アメリカではピッチャーが相手のバッターを三振でうち取った時にガッツポーズや派手なジェスチャーをするのは、相手バッターに対するリスペクト(敬意)がない行為とされているといいます。

 

田中の方もこのロペスとの遺恨について東スポの記事の中で答えており、「そもそも、あいつに対して(ガッツポーズを)やっていないですよ。それにロペスは(本塁打を放った際に)一塁を回ったときにゴチャゴチャいってきて、三塁を回るときも何かいっていた。あれは注意とか、そんなんじゃない。あまりにしつこく言って来るから僕も「うるさいわ!ボケ」って言うたりました。大体、人に言うなら自分がやるなよって話。日本の野球をなめているんですよ!」とコメント。

 

田中が繰り出す雄たけびやガッツポーズは相手を挑発する行為ではないこと、実際に相手打者の顔をみてしたことは一度もなく、問題の第2戦でもロペスを見ずに後ろを向いて右こぶしを握っているといいます。

 

又、かつて田中は、「ハートは強くもっておかないと耐えられない。
持たないです。僕も最初から強かったわけではないし、そんなに闘志を出してプレーするっていうスタイルでもなかった。自分のなかでの転機だったり、悔しい思いだったり、いろんなものが自分の実になってこうなってきた」と話しています。

 

つまり、田中の雄たけびやガッツポーズは対戦相手に対してのものではなく、自分自身の感情の高ぶりの表れであり、見ていても絶対に乗り越えなくてはならないピンチを乗り切ったときに自然に出ているのではというような印象です。

 

しかし、そういった意味で行っていたとしても、田中がメジャーに行ったとして、同様の行動をした場合、米国ではどのように受け取られるかという事は考えなくてはいけないのかもしれませんね。

 

今日のとくダネ!のなかでは、このunwritten rulesについて例を上げ、このように話していました。

 

unwritten rules=「暗黙の了解」ですが、ルールブックに記されていなくても守らなければいけないルールの事を言うそうで、アメリカ人のファンも詳しく知っているものだとか。

 

例えば・・・
・ホームランを打って、打球がスタンドに入るまで見ているバッターは相手ピッチャーに対して失礼とみなされ、次の打席でデッドボールを当てられることもある。

 

・大差で勝っている試合のときに、盗塁をしてはいけない。実際にやってもルール上盗塁に換算されないことがある。(紳士的ではないとして)

 

・デッドボールを当ててしまったとき、帽子を取って謝ってはいけない。アメリカの文化ではそのような行動はない。(何で痛がっているのに、頭を下げて冷静でいるんだと思われる。)

 

ガッツポーズ以外にも暗黙の了解には日本とは違う認識のものがあるようです。

 

しかし、メジャーにもガッツポーズをする選手は全くいないかというと、全くいないわけではないようです。ではどんな場合に許されて、どんな場合に許されないのか・・・。
結局はその選手の実力があるかどうかであって、実力が回りから認められることが大切だといいます。

 

例えば、イチローが打席に立つ時、バットをピッチャーに向けて袖を引っ張る動作をしますが、そのバットを掲げるようなモーションが相手ピッチャーを挑発する行為ではないかとデビュー当時、問題になっていたといいます。
しかし、その後のイチローの活躍によって理解されているように、実力が認められることによって、理解されていくといった部分も大きいようです。

 

メジャーリーグに移籍するかが話題になっている田中投手、野球文化の違うアメリカで自分のプレースタイルを変えるのか、それとも貫くのか注目されますが、こんな話題も人気があるからこそなのかもしれませんね。

 

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