KAT―TUN田中 ジャニーズ事務所解雇「度重なるルール違反」とは?

ジャニーズ事務所は9日、KAT―TUNの田中聖(27)を解雇したと発表、専属契約を9月30日付で解除、解雇は9日午後8時半ごろ、マスコミ各社へのファクスで発表されました。

 

 

ジャニーズ事務所が法律違反以外の行為で所属タレントを解雇するのは初めて。
理由は「度重なるルール違反行為」ということで、その詳細は明らかにしていませんが、事務所関係者は「法律に触れるような行為ではない」としています。

 

度重なるルール違反とは?

 

解雇の理由を「度重なるルール違反行為があった」と説明しています。

 

異例の厳しい処分になった大きな理由の一つが、一部週刊誌に掲載された写真だとされ、上半身裸で挑発的なポーズを取る田中の写真とともに、タトゥーの入った局部の写真が掲載され、それは田中がファンに送ったものと紹介されています。

 

又、KAT―TUNとは別にユニットを組んで独自の音楽活動を行い、Tシャツなどのグッズ販売をしていたり、会員制バーの経営やクラブイベントの主催などに、事務所に無断で携わっていたということから、副業を禁止しているジャニーズ事務所はこうしたことも問題視し、今回の処分を下したとみられます。

 

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この会員制バーですが、今年1月に“海老蔵事件”の起こった六本木のバルビゾンビルにオープン、兄弟をスタッフとして雇い、本人も店に立つ機会が多いことから、ファンの間では聖地といわれていたようです。「この店のオープン準備のために、渋谷のバーでバーテンとしてバイトをするなど、そのバイトも事務所にバレて始末書を書かされたそうですが事務所もお手上げ状態でしょう」とジャニーズに詳しい記者は話しているようです。

 

田中さんは他にも、私生活でもAV女優との交際が噂されるなど、やんちゃなイメージがありましたが、一方で東日本大震災後にはテレビ番組で知り合った少年の安否を気遣い、被災地の宮城県多賀城市を単身で訪問するなど、その行動力を事務所も高く評価していたといいます。

 

それでも、最も重い処分である「解雇」に踏み切ったのは、グループやジャニーズ全体のイメージを守るためには「厳しいタレント管理が必要」という事務所の方針が貫かれたといえそうです。

 

田中聖・KAT―TUNメンバーのコメント

 

田中はこの日、ファクスで「メンバーには今までたくさん迷惑を掛けてきたのに、ずっと仲間でいてくれてありがとうという感謝と、申し訳ないという謝罪の気持ちを伝えました」と説明。「詳細が決まりましたら、あらためてご報告します」としています。

 

KAT―TUNに残る4人のメンバーも文書で「この度はお騒がせして申し訳ございません」と陳謝。赤西に続く脱退者に「グループとしての意識を高めるため、何度も話し合いを重ねてまいりましたが、10年以上もともにしたグループの一員が今回このようなことになってしまい、とても残念です」と苦しい心境を明かしています。

 

今後の活動は?

 

田中さんは 退社後もタレント活動を続けていく意向だといい、すでに撮影を終えている出演映画「サンブンノイチ」は予定通り来春公開されるといいます。

 

コンサートもツアー日程が発表されたものの、その後音沙汰もなく立ち消えてしまっっていたKAT-TUN。
KAT―TUNとしては、2010年の赤西仁(29)に続き、2人目の脱退者を出した同グループは4人で活動を続けるということです。

 

又、KAT―TUNの場合、グループ名をメンバーの名前の頭文字からとっており、グループ名がどうなるのかといった話しもあるようですが、かつて赤西が抜けた際も、亀梨のKと赤西のAを、亀梨のKAとした様で名前はそのままでした。
今回も、KAT―TUNのまま変わらないのではと言われていますが、どうなのでしょう。

 

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