ジャニーズのトップ マッチがメリー氏に好かれる理由とは?

先日、ジャニーズ事務所のメリー喜多川氏の週刊文春にロングインタビュー記事が掲載された。

 

その中で随所に出てきたのが近藤真彦ことマッチの話だった。
事務所の大御所で、貢献度も高いマッチ。
女帝であるメリー氏からも、信頼が置かれ、可愛がられる、彼の好かれる理由はどんなところにあるのだろうか。

 

近藤は黒柳徹子や故・森光子といった芸能界の大御所からもかわいがられている上に、「気遣いにあふれながらも気さくな感じ」とスタッフやマスコミの受けも抜群だといわれる。

 

2004年には、和歌山県白浜町の沖合で溺れていた男児を救助し、名乗らずに立ち去ったことが報じられるなど、その人柄は、愛される性格であることは伝わってくる。

 

ジャニーズといえば、過去に幾つものアイドルを輩出しているが、マッチは現在残っている最古参ということになるだろう。
同じ時代に一斉を風靡した田原俊彦をはじめ、光GENJIなど、華々しい活躍をしたメンバーはほとんど残っていない。

 

ジャニーズではないが、先日、歌手の安室奈美恵が印税配分や報酬を上げる条件が書かれた「提案書」を突きつけ、契約条件の変更を求めて、事務所を独立する騒動があったように、ジャニーズでも過去に所属していたタレントの中には「金銭問題」によるトラブルで独立に至ったケースも見られる。

 

というのも、ジャニーズの給料の低さ、待遇の悪さは有名と言われ、過去には所属タレントとの給料をめぐるトラブル、独立騒動が絶えなかったという。

 

メリー氏は以前、「わずか10代のタレントに、100万円、200万円というお金を支払うのは、社会的に非常識だと思いませんか?」とメディアに語ったことがあるように、古くは郷ひろみ、そして田原俊彦などが金銭問題で独立しており、シブがき隊は過去に「一千万円闘争」と呼ばれる一千万円ギャラが欲しくて、テレビ局の楽屋で他の事務所のタレントたちから情報を仕入れていたというエピソードが見られるなど、かつてのジャニーズのアイドルは収入面で恵まれていなかったようだ。

 

この賃金体系が激変したのはキムタクの父が個人事務所の設立をちらつかせ、事務所に揺さぶりをかけたのが大きいといわれ、結果、SMAPのメンバーの収入は、飛躍的に伸び、芸能人長者番付けの常連となった。

 

過去の問題を経て、彼らに対して生産に見あった収入をといった流れに現在ではなっているようではあるが、そんな時代からジャニーズにいて、マッチだけは待遇に不満を漏らしたことがないとも言われる。
不満一つ言わず、逆に後輩の不平を諌める役割までしていたというから、事務所にとってはありがたい存在だろう。

 

しかし、メリー氏のマッチ愛はこの程度の理由ではやはり説明がつかないだろうといった話もある。

 

芸能ライターによれば、近藤のポジションは序列トップのタレントというより「ほとんど家族、喜多川家の一員」というレベルだといい、その背景に性的な関係を指摘する声もあるという。

 

過去に元Jr.メンバーが出した暴露本の中で、あるジュニアがメリーさんの住むマンションの部屋に用事を頼まれて入っていくと、素っ裸のマッチがおり、ジュニアに気がついたマッチは慌てて廊下を走って行って、その後に髪を振り乱して出てきたメリーさんに「あんた!電話してから来なさいよ!」と怒鳴られたという一文があるという。

 

あくまでも暴露本の内容なので、真偽のほどは定かではないが、こうした話題も出てしまうのは、先日のインタビューの中でのマッチに対するメリー氏の発言があまりにも深すぎるものだったからだろう。

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