テラスハウス 映画で復活 その理由とは?

今年9月に約2年間の放送を終えたフジテレビ系の人気番組「テラスハウス」。

 

テラスハウスとは、「台本がない」という台本のもと、海の見えるシェアハウスに暮らす男女6名の共同生活に迫ったリアリティ番組だ。

 

番組からは家と自動車2台が用意されており、共同生活でのルールは特に設けられておらず、共同生活終了時は自己申告後に退去する。

 

テラスハウス インサイド (扶桑社ムック)

2012年10月スタート以来、総勢22人の若者が2年間、入れ替わりながら日々の生活を送り、23時台では最高視聴率9.1%(14年3月31日)を記録、また番組YouTube公式チャンネルのトータル再生回数は2億回(2014年12月8日現在)を超えるなど驚異的な人気を獲得したが、今年9月、多くのファンに惜しまれながら番組は終了していた。

 

しかし先日、そのテラスハウスの映画化が決定したという。
タイトルは「テラスハウス クロージング・ドア」、来年2月14日(土)バレンタインデーに公開される。

 

中でも番組初回からずっとテラスハウスに住み続けた『てっちゃん』こと菅谷哲也が、最終回、家の扉を開けて出て行こうとするところで番組は終了、その時の様子から、ネット上では続きがあるのでは?といった話題も出ていた。

 

そんな予想通りやはり続きがあったようだ。
あの日、てっちゃんが見たあの扉の向こうには、本当のラストへと続く新たな日々が待っていた。そして、てっちゃんと新たな住人たち、そして卒業したメンバー達による「ラストデイズ」が幕を開けるという。

 

テラスハウスの続編制作の経緯について、太田&松本プロデューサーは以下の様に話している。

 

「恋をしたり、夢を見たり、恋を失ったり、夢を見失ったり、挫折して、嫉妬して、涙して、そして思いきり笑いあって、大切な仲間を得た彼らは、それぞれのゴールを見つけて、家を出て行きました。しかし、2年かかって、ゴールを見つけていない男が一人。『テラスハウスで、やりのこしたことは“卒業”』。番組開始当初から最後まで唯一テラスハウスで暮らし続けた菅谷哲也の、この一言で、その続きを描くことに思い至りました」と説明した。
(モデルプレスより)

 

ではなぜ続編がTVの番組としてではなく、映画という形になったのか。

 

この『テラスハウス クロージング・ドア』については、てっちゃんがあの扉を開けてから卒業までの日々を、相変わらず、ただ記録したものだというが、映画にした理由として以下の様にコメントしている。

 

「『テラスハウス』は恋人や友人はもちろん、または見ず知らずの人々とSNSなどで互いの感想をシェアしながら見ることができる番組でした。でも、最後の最後は、劇場という閉ざされた場所で、大切な人とともに、または『テラスハウス』を好きでいてくださる方々同士で、同じ時間と空間で想いをシェアしていただきたいと願い、映画という形にさせていただきました」
(モデルプレスより)

 

バレンタインという日に本当のラストを見届けに来てほしいという思いがあるようだ。

 

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