フジ特番「カスぺ!」で相澤会長との思い出を語る 聖子ほか歴代スター出演

今年、5月に膵臓(すいぞう)がんで逝去した大手芸能事務所、サンミュージックプロダクションの創業者、相澤秀禎(ひでよし)さん(享年83)を偲ぶ特番がフジテレビ系「カスペ!」(火曜19:00)枠で12月10日に放送されるそうです。

 

番組名は「独占!昭和芸能界の真実 アイドル発掘王・相澤秀禎~泣いて笑った人生最後の10日間~」。相澤さんが育てたスターたちが秘蔵VTRや5月の葬儀映像とともに、恩人との秘話や最後の様子を激白するといいます。

 

人生に拍手を!

サンミュージックといえば、印象深いのはデビュー前から相澤さんの自宅に下宿し、アイドルとなっていったタレントたち。

 

当時、「スターどっきり(丸秘)報告」といった番組があって、松田聖子さんや酒井法子さん、亡くなられた岡田有希子さんなども下宿先の相澤さん宅で寝起きを直撃されていた様子が番組でも映し出されていましたが、相澤氏は、まだ売れる前に自宅の6畳間にタレント達を下宿させていたことでも有名でしたね。

 

相澤氏は生前のインタビューで「最初は森田健作に始まって酒井法子くらいまで、デビュー前後の新人は、高校を卒業するまで僕の自宅に下宿させました。地方の親御さんはその方が安心するし、社会人としての基本的な常識や礼儀作法を教えることもできる」と話していましたが、立場を超えて、まさに育ての親という言葉がぴったりな方だったようです。

 

そんな恩師の思い出を語るのは、サンミュージック所属第1号タレントの森田健作・千葉県知事(63)、演歌歌手の都はるみ(65)、聖子、酒井、ベッキーら相澤さんの“傑作”が出演。5月に営まれた通夜に娘で女優の神田沙也加(27)と弔問した松田聖子さんなど。

 

デビュー前から相澤さんの自宅に下宿し、国民的アイドルとなった秘話を語り、亡くなる1週間前に病床を見舞った様子も明かしたといいます。

 

番組では、7月7日の日本武道館100回記念コンサートを1カ月半後に控えていた聖子は「相澤会長がお元気になっていただかないとがんばれないので、と言いました。
そしたら『うん、元気になるよ』って。本当に優しくて、まだ亡くなった気はしない」と涙で偲んだといいます。

 

又、酒井は、相澤さんの病床に送った自身の手紙を初公開し2009年に覚せい剤取締法違反事件で有罪判決を受け、昨年12月に女優復帰するまで温かく見守った“芸能界の父”の姿を語ったそうです。

 

事件の後には謝罪会見を開いた酒井。その直前に会った相澤さんとの会話について「会長がけじめとして『(酒井が)会社を辞めなくてはいけない』と言ってくださったと思うんですが、それでいても『頑張れ~』と。自分がどれだけ守られ、支えられていたかと思う」と泣きながら感謝したということです。

 

他にも、先日一夜限りの復活を果たした桜田淳子(55)の事務所争奪戦秘話や、相澤さんの葬儀に16年ぶりに姿を見せた理由も明かされるとのこと。
また、亡くなるまで自身の手帳にしのばせ続けた故岡田有希子さん(享年18)の写真も公開。ベッキーは、今も生前のままになっている事務所の会長室を案内するそうです。

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