薬師丸ひろ子 「あまちゃん」音痴の女優役でコンサートが不安?

薬師丸ひろ子さんと言えば、あまちゃんの中で音痴の女優役、鈴鹿ひろ美を演じましたが、ヒットしたドラマだけにそれが浸透してしまったことにより、コンサートにお客様が来てくれるかとても心配していたようなのです。

 

 

今月の11日に都内で女優デビュー35周年記念コンサートの最終公演を行った薬師丸さんは、その役柄とは打って変わって美声を披露したといいます。本来音痴ではないので、当たり前といえば当たり前なのですが、音程が「移ろわないように心に決めて」臨んだステージで、ドラマで浸透した音痴キャラを吹き飛ばしたといいます。

 

単独でのコンサートは23年ぶりだという薬師丸さんは「始まるまでとても不安がありました」と告白、久しぶりのパフォーマンスに加えて、「あまちゃん」では「桁外れの音痴」という役だったこともあり、とチケットの売れ行きを心配するほどだったといいます。

 

セーラー服と機関銃 オリジナル・サウンドトラック

薬師丸さんが歌番組での露出が多かったのは、若い頃が中心なわけで、同じぐらいの年齢から上の方は、かつて多くのヒット曲を出していたことも知っていると思いますが、あまちゃんを見て知った方などは、ドラマの方のイメージが強いのかもしれませんね。

 

しかし、実際には大阪、東京での4公演、合計6500枚のチケットは完売したそうで「(音程が)移ろわないようにと心に決めて」立ったステージでは「セーラー服と機関銃」や「探偵物語」などのヒット曲を含む21曲を披露。昔と変わらぬ美声は「あまちゃん」のクライマックスで鈴鹿が「潮騒のメモリー」を見事に歌いこなすシーンのようだったといいます。

 

そんなコンサートのトークでは、あまちゃんの後放送の「あさイチ」は井ノ原(快彦)さんが司会をしていますが、そのなかで「薬師丸さんは音痴じゃないですよ」といってくれたのに感謝しているなど、あまちゃんがらみの話題をちりばめていたといいます。

 

半沢直樹もそうですが、最近では高視聴率をあげたドラマに出演された俳優さんや女優さんは、脇役の方までも注目が集まっていますが、あまちゃんが80年代の芸能界が描かれているドラマだったこともあり、再度当時の曲に注目が集まっている今の時期に、コンサートを行うというのもファンにとってはとてもうれしい事ですね。

 

コンサートでは過去に出演した映画の思い出話も披露。
薬師丸さんの場合、ご自身が主演の映画の主題歌を自分で歌うパターンが多かったので、映画のシーンとともに若い頃の薬師丸さんも思い出すわけですが、「カ・イ・カ・ンなんてのもありましたね」と映画「セーラー服と機関銃」の名せりふも再現したといいます。

 

さらに12月4日にカバーアルバム「時の扉」を発売することも発表したそうなのでこちらも注目ですね。

 

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