フィギュアカナダ選手権 結果は?

各国、国内選手権を終えて、続々とソチ五輪の代表が決定していますが、フィギュアスケートのカナダ選手権が11日、ソチ冬季五輪の代表選考会を兼ねてオタワで行われ、男子ショートプログラム(SP)首位のパトリック・チャンが7連覇しました。

 
動画は代表の選出者の内容も含まれます。
 

ワールド・フィギュアスケート 58

チャン選手は、SP89.12点とトップで迎えたフリー、冒頭の4回転-3回転の2連続ジャンプを決めたといいますが、次の4回転が2回転になるミスがあり、フリー188.30点、合計277.42点で優勝しました。ミスが出てもある程度高得点を出してくるのは、さずがパトリック・チャン選手ですね。

 

そして、スケート靴の問題で今シーズン、主な大会に出場出来なかったレイノルズですが、カナダ選手権に出場し、ショートを終えての3位からフリーで巻き返し、四回転を三回挑みました。
どれも完ぺきには着地できないながらも、何とか持ちこたえ、2位は242.45点でケビン・レイノルズが入りました。

 

3位のリアム・フィルス選手は21才。綺麗な滑りをする選手で、カナダ選手権では、昨年が5位、今年が3位と、滑るたびに順位が上がり、点数も伸びてきている選手ですね。

 

3位までの結果は以下の通りです。

 

優勝 パトリック・チャン 277.42
2位 ケヴィン・レイノルズ 242.45
3位 リアム・フィルス 238.13

 

一方、女子は18歳のケイトリン・オズモンドがSP、フリーともに1位の合計207.24点で2連覇しました。
2012年のカナダ選手権で3位に入り、世界ジュニア選手権は初出場で10位。
2012-2013シーズンにシニアクラスへ移行したまだ18歳の選手ですが、実力のある選手ですね。

 

今シーズンは、ストレス性の左足の怪我のために当初は欠場を予定していたスケートカナダに出場し、SPでは5位につけるも、足の古傷の痛みが再発しFSは棄権していました。
そして、復帰した今大会、200点を超える点数で優勝しています。
女子の結果は以下の通りです。

 

優勝 ケイトリン・オズモンド 207.24
2位 ガブリエル・デールマン 182.47
3位 アメリー・ラコステ 166.69

 

カナダ男子の出場枠は『3』ですので、順当に表彰台に乗った3名が選ばれるのではないかと思われます。
女子の方は『2』、こちらも順当に選ばれそうですが、五輪代表は12日に発表されるそうです。

 

カナダ五輪代表チーム選出結果は以下をご覧ください。

フィギュアスケート・ソチ五輪のカナダ代表 表彰台通りの選出

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