サザエさんの波平役 2代目は誰?どんな人?

国民的アニメ”サザエさん”(フジテレビ系)の磯野波平役で知られる声優・永井一郎氏が急逝し、その後を担うのは誰かと注目されていたが、二代目、波平役となったのは茶風林(ちゃふうりん)という声優だという。
この茶風林という名前は、チャップリンに由来しているらしい。

 

 

茶風林が二代目波平役としてデビューした2月16日放送回は、視聴率は19.8%を記録し、その演技については「違和感がなかった」といった好意的な感想も少なくない。
しかし、声優業界内では、彼の演技に首を傾げる者も多く存在するというのだが、果たしてどんな声優なのか・・・

 

ちなみにこの茶風林の代表作には”ちびまる子ちゃん”の永沢くん、ヒデじいや、”名探偵コナン”(日本テレビ系)の目暮警部役、”ガーフィールドと仲間たち”(ガーフィールド)、”スタートレック:エンタープライズ”(Dr.フロックス)などがあるらしい。

 

茶風林は業界内で”パクリ声優”として有名だという。
サイゾーウーマンの記事によると、声優業界関係者は茶風林についてこの様に話している。

 

『サザエさん』の秘密 エディターズカット版

「茶風林は、業界内ではとても有名な”パクり声優”なんです。彼はかつて、”ヤッターマン”のドクロベエ役で知られる滝口順平氏の声をクライアントの前で真似て、『俺は滝口さんよりも安くやりますよ』なんて自分を売り込んでいたといいますから」

 

ある意味、前のキャラクターと似通った声のパクリが出来れば、そのアニメを違和感なく見ていられるというメリットはありそうだ。しかし、個性を売りにする声優という職業としては、一方でプライドがない売り方とみられているという。

 

茶風林が波平の声を演じたサザエさん2月16日のツイッターの本人の弁は・・・

 

「本当に、本当に、たくさんの方々からメッセージを頂きました。ありがとうございます!心から感謝しています!同時に大変恐縮しています。 大好きだった大先輩、永井さんのバトンを大切に受け継ぎたいと思っています。 これからも宜しくお願い致します。 これまでも、そしてこれからも、感謝!」

 

放送後は波平の声に「違和感」があったかなかったか、同じくツイッターでは賛否両論だったようだ。
違和感がないという人と違和感があるという人は半々ぐらいに感じる。

 

(波平の声に)違和感があるという人のコメントも、「これはこれであり」といった声や、「現在声をつとめている他のアニメのキャラクター(コナンの目暮警部役」に聞こえてしまうという意見が多いようで、極端に批判的なものはあまりみられなかったように思う。

 

この反応からすると、波平の声の交代のほうはこのままスムーズに行きそうな雰囲気だ。

 

しかし茶風林については、悪評もあるようで、アニメ業界関係者から彼の世渡り上手なしたたかさを指摘する声もあるという。

 

その声とは、年下や後輩と、立場が上の人に対する態度の違いにあるようだ。
サイゾーウーマンの記事によれば、以下の通り。

 

“名探偵コナン”の毛利小五郎役が、ベテランの神谷明から小山力也に交代。その際の、茶風林の態度の変わりぶりには、関係者誰もが驚かされたようだ。
「小山はもともと青年座という劇団出身の俳優で、”24″のジャック・バウアーの吹替えでブレイクしましたが、声優としての芸歴は茶風林より浅かった。彼は小山を無視したり、プレッシャーをかけたりと、ずいぶんいじめていたそうです。『神谷さんには腰が低かったのに……』と、みんな呆れていましたよ。彼は、大御所声優にはすぐに取り入り、親密な関係性を築くので、大御所には可愛がられる存在なんです」

 

俳優とは違い、声だけの出演でなかなか表舞台でお目にかかる機会が少ない声優。
うわさが本当かどうかはわからないが、歴史あるサザエさんで新たな茶風林氏の波平を作っていって欲しい。

 

タイトルとURLをコピーしました