笑っていいとも!終了まで一ヶ月、本当に視聴率が低いのか?

いよいよ3月いっぱいで番組が終了を迎える”笑っていいとも!”。

昨年、番組終了の発表があって以来、自身の冠番組を持つような大物芸人がテレフォンショッキングに次々と出演し、とんねるずやナインティナインなどは直談判により、レギュラーにもなってしまった。

 

 

2月14日には萩本欽一さんも初登場し、司会のタモリに「最後は誰も呼ばないで、一人でずっとしゃべりなよ」と提案するなど、ラストスパートに向けてどういう展開になるのかも期待が集まる。

 

最終回には、ビートたけし、明石家さんまを呼んで、お笑い界の”BIG3″による共演を期待する向きや、最終回の”テレフォンショッキング”のゲストには、タモリが大ファンを公言している大女優・吉永小百合を招いてほしいとの声もあるようだ。

 

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いずれにしても31年半続いた番組に幕を下ろそうとしているいいともについて、NEWS ポストセブンの記事に「本当に”いいとも”は数字を取っていないのだろうか」という内容が載っていた。

 

番組が終わるということは、テレビ局にとっても数字が取れないからということなのだろうが、この記事では本当に数字が取れていないのかということを取り上げていた。

 

たしかに、平日は視聴率5~6%のあいだを推移しており、全盛期と比べればかなりパワーダウンしていることは否めないというが、それでも10%を記録する日もあるという。

 

このNEWSポストセブンによれば、テレビ局関係者は「平日はともかく、祝日の数字は相変わらず高いですよ。たとえば、昨年9月16日(敬老の日)は10.9%。この日のフジテレビの最高視聴率は、月9ドラマ”サマーヌード”(主演・山下智久)の11.9%、2位が”ネプリーグSP”の11.4%で、”いいとも”は3位でした。同日放送された”SMAP×SMAP”の8.4%よりも高い数字なんです」と話したという。

 

以降、祝日の視聴率を追跡してみても、昨年9月23日(秋分の日)は8.6%、以降9.1%、9.9%、9.9%・・と民放トップの視聴率で2桁近い数字をとり、2月11日には10.9%と2桁に乗せたと言うので、下手な番組をやるよりも高視聴率のようだ。

 

言われてみれば、以前は月9と呼ばれたドラマの時間でさえ、10%台を推移している状況の中、それ程悪い数字でもなく、むしろ今のフジテレビは本当に苦戦が続いていて、10%を超える番組が1日に2本ぐらいという日も珍しくないというのだから、いいとも!がそれ程悪い数字ともいえないのだろう。

 

2013年の年間平均視聴率は6.1%で、民放同時間帯でトップとなったという”いいとも”。

 

番組打ち切りの際、数字が落ちたことばかりが取り上げられていたが、1部の高視聴率のドラマを除外すれば、どの番組も昔よりは数字を下げているのではと思える中、健闘している数字だったのかもしれない。

 

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