赤西仁 ジャニーズ事務所と契約解除?退社?理由は?

歌手で俳優の赤西仁(29)が2月末をもって、所属するジャニーズ事務所を退社していたことが明らかになった。
スポーツ報知の取材によれば「2014年2月末日にて、契約満了に伴い再契約を行わない旨、双方が合意した」とコメント、デイリースポーツの記事にも事務所は「契約満了に伴い再契約を行わないことを双方が合意した」と同様の内容で伝えられている。
つまり、赤西は契約満了に伴う契約解除ということのようだ。

 

 

赤西は06年3月にKAT‐TUNでCDデビュー、メンバーの中でも亀梨とともに人気を二分する存在だったが、同10月に米へ語学留学のため、芸能活動を休止した。

 

ジャニーズ 公式生写真 KAT-TUN 【集合】

そして07年に復帰するが、10年にソロ活動を発表と騒動は続き、中でも、12年に女優・黒木メイサ(25)と結婚するも、事務所に対して事後報告だった事が問題視された。

 

結果、事務所にも礼節を欠いたということで、翌10日にはジャニー喜多川社長(80)が「責任者として考えないといけない」と赤西の処分を示唆、ツアーの公式発表を即時凍結し、同中旬にはツアーの完全中止を決定していたジャニーズ事務所が歌手としての活動を一時的に凍結させる重い処分を下している。

 

しかし、この事後報告によるペナルティーで事実上の謹慎生活を送った後、昨年8月に復帰した際に赤西は「恋愛禁止という契約があったら、僕はこの仕事をやってない。普通の男の子なんで恋愛はしますよ」と持論を展開しており、恋愛を容認できない事務所との意識のズレをうかがわせていたといわれている。

 

その後1年5ヶ月の期間を置いた昨年8月にはソロの新曲「HEY WHAT’S UP?」で再起を図り、同12月には2年10か月ぶりの全国ツアーを行っていたが、それから僅か半年での退社となった。

 

トラブル続きのここまでのことは要因としてあるのかもしれないが、この件についてデイリースポーツの記事では以下のように伝えられている。

 

「(関係者の話をまとめると)契約についてこじれたのは昨年10月ごろで、海外志向の強い赤西と、国内での活動を第一に考えた事務所との方向性の違いから契約終了に至った。赤西の奔放な振る舞いを個性として認めてきたが、『操作不能』なまでにエスカレートしたことも原因の一つとして考えられる。」(デイリースポーツより引用)

と伝えられている。

 

思えば同じKAT―TUNのメンバーだった田中聖は事務所に契約解除されているが、契約解除の理由は副業禁止の所属タレントによる飲食店経営、事務所を介さないライブ開催とクラブDJ出演、タトゥー、女性問題などの不祥事とされており、CDデビューしたタレントが”不祥事以外の理由”で同事務所を退社するのは、96年にオートレース選手に転向したSMAP元メンバーの森且行(40)以来だという。

 

スポニチの記事では、事務所に取材、契約解除にいたった経緯や理由などについては「コメントできない」とし、別の関係者は「新たなトラブルや不祥事があったわけではないようだ」と話しているという。
又、赤西本人のコメントなどは出されなかったという。

 

先月22日には、11、12月に行われたツアーのDVDを4月に発売することが明らかになったばかりで、赤西が専属契約を結ぶ「ワーナーミュージック」は「DVDは予定通り発売します」とコメントしているという。

 

その後の作品のリリースや契約については未定というが、事務所のマネジメントがない状態での専属契約続行はハードルが高いものになりそうだと報じられている。

 

赤西は10年、キアヌ・リーブス(49)が主演した米映画「47RONIN」(公開は13年)のオーディションに合格し、ハリウッドの現場を肌で感じたことで、さらに、11年の全米デビュー後、海外のトップアーティストとの交友を深めていった。海を越えての活動に手応えを感じていったようで、今後は米での活動に本腰を入れるのではとみられている。

 

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