かつて連続ドラマで大ヒットした人気シリーズ、木村拓哉主演の「HERO」が、フジテレビ開局55年となる今年、7月からの月９で放送されることが決定したという。
HEROは、2001年に連続ドラマが放送され大ヒット、2006年に、連ドラ放送後、5年ぶりに特別編（単発ドラマ）の放送を経て、2007年には劇場版が公開、同年のほうが実写No.1を記録している。
木村は、型破りで正義感の強い検事役で出演、一見生真面目だがどこかとぼけたところのある松たか子演じる検察事務官とのコンビの捜査活動を、同僚検事たちの巻き起こすコメディを交えて描くこのドラマ、当時、平均視聴率 34.3%（関東地区）と高い数字を出している。
5年ぶりの放送となったドラマも30.9%と変わらず高い視聴率を出しており、7月からの視聴率も気になるところだ。
13年ぶりとなる連ドラの第2シリーズは、前作と同じ時間枠（月9）で放送される予定だという。
（cinemacafe.netより）
最初のシリーズでは松たか子が、スペシャル版では 綾瀬はるかが新米検事役で登場しているが、今回、久利生検事に振り回される事務官・麻木千佳役には北川景子が抜擢された。
事件現場を自分の目で見なければ気がすまない“おでかけ好き”検事の久利生の後をひたすらついて回り、振り回されつつも成長していく新ヒロインだ。
木村さんとの共演は2010年の月9ドラマ「月の恋人」以来4年ぶりとなる。
今回の抜擢に北川さんのコメントは以下の通り。
（cinemacafe.netより引用）
撮影は4月20日からすでに始まっており、実際に参加してみて「自分自身も見ていたドラマなので今、演じていてもまだテレビを見ている
みたいです。木村（拓哉）さんのカメラ目線を見ると『わ、HEROだ！』と思ってしまいます」と視聴者のような感覚になっているようで、慣れていくにはまだまだこれからの様子だという。
又、北川以外には、舞台となる城西支部の検事たちも一新され、田村雅史役には「あまちゃん」での好演も記憶に新しい杉本哲太。
支部の最年少で将来を期待されるルーキー検事・宇野大介役に濱田岳。
検事として紅一点の美貌と大人の魅力にあふれる馬場礼子役に吉田羊。
そんな一筋縄でいかない個性的なメンバーをまとめていく強面の城西支部部長・川尻健三郎役は松重豊が演じるという。
そしてかつての元祖メンバーの小日向文世、八嶋智人、正名僕蔵、角野卓造、田中要次といった面々も登場、故・児玉清も劇中の名セリフとともに登場するということなので、楽しみだ。
そして早くも、第一回目の放送の内容だが、久利生が今回担当することとなるのは居酒屋での傷害事件。その被疑者がなんと15年前に起きた宝石強盗事件の犯人である可能性が浮上。しかも時効成立3日前、と一気に世間の注目を集めることに。しかし、久利生はいつものやり方を一切変えることなく、まずは現場検証から始めるというが・・・。
後は見てのお楽しみだろう。
