AKB48握手会での惨事 過去に襲われたことのある芸能人は?

今月25日に岩手県滝沢市で行われたAKB48の握手会で川栄李奈(19)、入山杏奈(18)らが切りつけられる惨事が発生した。

AKB48劇場の湯浅洋支配人(51)によると、川栄さんは右手親指の裂傷と骨折、入山さんも右手小指に同様の症状と頭部にも裂傷があり、2人は緊急手術を受けたと報じられた。

事件を受け、AKB48の姉妹グループであるNMB48は26日、同日大阪市内で予定していた、吉本新喜劇との公演の延期を公式サイトで発表、東京都秋葉原のAKB48劇場も同日の公演を中止し、休館することを公式ブログで発表した。

また、石川県金沢市で同日開催予定だったAKB48の握手会イベントも主催のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が延期することをきめたという。

鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの (Type A)(多売特典付き)

この握手会は、AKB48の34枚目のシングル『鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』の購入特典として企画され、高橋みなみ、大家志津香、岡田奈々、藤江れいなが参加する予定だった。

 

握手会の延期や中止などはファンにとっては残念ではあるものの、ネット上では、それ以上に二人の心の傷を心配するファンも多い。
怪我を負った二人は、今日退院し、報道陣に対して、「ご心配をおかけしました」と気丈に頭を下げていたが、手には傷を隠すように、負傷した腕にはタオルが巻かれていた。

 

衝撃的な事件だが、調べてみると、こういった人気アイドルがファンに襲われるといった事件は過去にもみられた。
有名なところでは、83年3月、当時、人気を博していた歌手の松田聖子が、沖縄市営体育館でコンサート中、ファンの若い男が舞台に上がり、約30センチのスチール金具で殴りかかり、右頭部と右手に全治1週間のケガを負っている。
又、TV番組から生まれた企画ユニットで、やはり当時人気の「わらべ」のメンバーだった倉沢淳美は、84年4月、札幌市内でのサイン会で、ファンと握手中に26歳会社員に刃物で斬られ、右手首に軽傷を負った。当時、男は「生意気だから切った」と話していた。
古いところでは他にも、歌手の美空ひばり、橋幸夫、こまどり姉妹など、かつての人気歌手も被害にあっており、めったに起こることではないが、過去にもいくつかの事件があったが、その後、立ち直り、芸能活動を続けている。

 

会いに行けるアイドル」をアピールしてきたAKB48は、ファンと直接会って、握手をしたり、ことばを交わす握手会を、全国各地で頻繁に開き、コミュニケーションをとってきた。

 

そんなAKBの活動の最大の特長でもある握手会の場面で今回のような事件がおき、身体の傷とともに、心の傷は癒されるのか、この事件がこれからのAKBの活動にどのような影響を与えるのかも気になるところだ。
いずれにしても怪我を負った二人の回復と、再び笑顔を取り戻してほしいと願うばかりだ。

 

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