フィギュア・羽生結弦 新シーズンSPを披露!バトル氏振り付けショパンのバラード!

ソチ五輪フィギュアスケート金メダルの羽生結弦(ANA)が27日、横浜市内で行われたアイスショー「ドリーム・オン・アイス」で14―15年シーズンの新ショートプログラム(SP)を初披露した。

 

 

全シーズンの羽生選手のショートプログラムといえば、五輪で歴代世界最高得点101,45点をマークしたエレキギターの曲が印象的なゲイリー・ムーアの「パリの散歩道」。

 

その曲調からは一転、今シーズン、羽生が演じるのは、ショパン作曲のピアノ曲「バラード第1番」、振付を手がけたのは、パリの散歩道と同様、ジェフリー・バトル氏(31)だ。

 

羽生は「ピアノ曲を使いたかった。去年までのSPは去年までで完成されている。進化するためにも新しいことをしようと思った」と説明し、新プログラムを披露し、ショーで大歓声を浴びると、「ホントに嬉しい」と笑みを浮かべていたという。

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全く異なった曲調のピアノ曲を選んだ羽生は「表現の幅を広げたかった。進化し続けていくためにも新しいことが必要なので」と語っている。

 

進化を求める羽生だが、その構成も前作以上に難易度になっている。

 

昨シーズンのSPも、前半に4回トーループを跳び、後半にカウンターからの3アクセル、3-3といった難度の高い構成だったが、今回のプログラムは、前半にイーグルからの3アクセル、基礎点が1,1倍になる後半に4回転トーループを組み込み、3-3を跳ぶ。

 

3アクセルを跳ぶ前にも工夫があり、難度の高い加点のもらえる跳び方をしているので、成功すれば、現在、自らが持つ世界歴代最高を自身で上回ってくるだろう。

 

今の時期ではまだ完成度も低いという中、演技後半に4回転トーループを組み込み、この日は見事に決めていた。

 

ちなみに、フリーの方は、今シーズン、2季タッグを組んだデビット・ウィルソン氏とはなれ、03年世界選手権アイスダンス金メダリストのシェイリン・ボーン氏(38)が手がけるという。

 

シェイリーン・ボーン氏は、高橋大輔の魅力が良く引き出された「マンボ」や、「道化師」、鈴木明子の「ウエストサイドストーリー」なども手がけており、シェイリーンの振付で、羽生の新たな魅力が又一つ引き出されそうだ。

 

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