中森明菜 ベストアルバム発売!新曲収録で今度こそ復帰か!?

歌手の中森明菜(48)が、過労、疲労の蓄積による免疫力の低下により、安静が必要との診断で現在活動を休止したのが2010年7月のこと。

 

 

それから3年半以上活動を休止しており、公の場には登場していないものの、週刊誌などで明菜の近況は伝えられていた。

Burning Love~情熱の夏ベスト~

 

最近では、今年の3月上旬、会員に送られたファンクラブの会報誌に、自筆で近況を明かすとともに、活動再開宣言とも取れるコメントを載せていた為、復帰が近いのではといった憶測も呼んでいたのだが、それが報じられてから4ヶ月、8月6日にベストアルバムを発売するとファンクラブ会報誌で発表した。

 

しかも、そのアルバムには、4年ぶりとなる新曲が収録されていると話題になっている。

 

都内で極秘レコーディングされたのは、新曲「SWEET RAIN」と、昭和の名曲「恋の奴隷」などカバー2曲の計3曲で、8月6日に2枚同時発売されるベスト盤とカバー盤にそれぞれボーナストラックとして収録される。さらに、アルバムの初回特典として明菜の近況が分かるDVDも付属するという。

 

先月には「本当いいよっ いいアルバムー」とコメントしており、こういった動きも考えると、今度こそ完全復活となるのかといった期待が高まるのだが、すぐの復帰は考えにくいという声も聞かれる。

 

というのも、4年ぶりの新曲ではあるが、シングル発表ではなく、アルバムのボーナストラックという形での収録であることもその理由だろう。
もしもシングルとしての発売であれば、TVや雑誌でのPR活動なども必要になってくるわけで、この新曲を「アルバムの特典」としたのは、やはり明菜の体調面が万全ではなく、メディアに露出するといったような、完全復帰にまでは至らないのではといった状況が推測される。

 

又、歌手活動何周年といった区切りに、イベントや記念アルバムなど発売することは良くあることだが、明菜の場合、30周年を迎えた年は休養しており、大々的な事は出来なかった状況だった。
その為、今回のアルバムは、本来は30周年のときと考えていたものが、タイミングがずれたのではという見方もあるようだ。

 

「明菜の場合、アルバムを出せば10万枚超え確実。CDが売れない今の時代、ここまで売り上げが見込めるアーティストはレコード会社にとって貴重な存在です。今回、以前所属していたワーナーと現所属のユニバーサルの2つのレコード会社の垣根を越えた発表というのも思惑を感じる。明菜のファンは40~50代が多く、一番CDを買う世代でもありますからね」と話すのは、芸能ジャーナリストの渡邉裕二氏だ。(日刊ゲンダイより)

 

レコード会社にとってもうれしい話かもしれないが、明菜ファンにとっては、久々に新曲が聞けるアルバムと、彼女の近況を知る為のDVDが付いているというのは魅力的だろう。

 

しかし、いつかは生で歌う姿も見てみたい。

 

本格復帰となるとネックになるのは、やはり体調なのだろう。そんな体調面に関しては、当初の休養理由になったのがストレス性の帯状疱疹だったが、うつ病を同時に患ってしまったといわれており、復帰の障害になっているのは帯状疱疹による体調不良ではなく、うつ病に起因する精神的な問題が大きいという話も聞かれる。

 

精神的な問題は一時的に良くなっても波があるため、体調面の回復が全面的な復帰の鍵になることは間違いなさそうだ。

 

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