佐村河内氏のゴーストライター・新垣隆氏の現在は?新曲も発表か?収入は?

佐村河内(さむらごうち)氏のゴーストライターをしていたと告白し、謝罪したことで一躍有名になった作曲家の新垣氏。

現在、新垣氏はどうしているのだろうか?

 

 

時々、テレビで取り上げられているのを見かけるが、今も作曲家として活動しているようだ。

 

最近、女性自身のインタビューでは次のように話している。

 

「騒動後、いろんな仕事をさせていただいています。もともとは演奏の仕事が多かったんですが、最近は作曲の仕事が少し増えたかな。従来と比べると仕事量も収入も、なんとなくですけど、1.5倍ぐらいになったと思います。大した数字ではないと思われるかもしれませんが、私としては本当にありがたいことなんです。」

 

ゴーストライターであることが話題になり、マスコミに取り上げられた後、騒動の割に、新垣氏に対して悪く言う人は少なかったような気がする。

 

元桐朋学園大学 講師であった新垣氏の教え子達が、ネット上の署名サイトで、大学側に寛大な処置を求める運動を起こすなど、その人柄は生徒からの信頼も厚かったのだろうと感じる。

 

又、新垣氏について作曲家の伊東乾氏も「誠実で、普段は控えめで、人間性はとても優しく、しかし音楽の主張は明確で、素晴らしい耳と手を持つ高度なピアニスト、ピアノ教授でもあり、つまるところ、彼の悪口を言うような人が、ちょっと思い浮かばないような第一人者です」と語るように、人間性や音楽の才能についても、評価が高い人物のようだ。

 

逆に、この騒動を通じて、あんな素晴らしい曲を作ることが出来る作曲家であることがわかったことで、元から持っていた実力や才能が、多くの人に評価される機会にもなったのだろう。

 

そんな新垣氏のゴーストライター問題はすっかり片付いているのかと思ったら、そうでもないようだ。

 

火の鳥/東京佼成ウインド・オーケストラ・ライヴ 2012/12/1

佐村河内氏の作曲偽装については、実際に譜面を書いていたのが新垣氏であることは二人とも見解が一致しているが、佐村河内氏は、自分も構想などの形で作曲に関わっていた為、「共作」であると主張しているという。

 

しかし、新垣さんは、「ヴァイオリンのためのソナチネ」と「ピアノのためのレクイエム」については自分の名義にしたい意向だと、一部メディアが報じている。

 

「ピアノのためのレクイエム」は東日本大震災で母親をなくした少女のために作られた曲、一方、「ヴァイオリンのためのソナチネ」はスケートの高橋大輔選手がソチオリンピックで使用したことで有名になったが、元々は義手のヴァイオリニストの少女に贈られた曲だ。

 

新垣氏は、この2曲を単独の著作権にこだわる理由として「子どもたちのために書いた曲だから」という点をあげているというが、どのような決着がつくのだろうか。

 

そんな新垣氏だが、今月19日にニコニコ動画での企画内で新曲「HARIKOMI」を公開するという。

 

同音楽は週刊文春のテーマ曲として依頼され、「取材対象が現れるのを息を潜めて待ち続ける、その緊張感、焦燥感、そしてターゲットに直撃する時の高揚感をイメージした曲をぜひ作っていただきたい」と要望したものだというが、果たしてどんな曲に仕上がっているのだろうか。

 

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