韓国の「ゴキブリパック」ミキサーにかけて顔に!衝撃的な美容法とは?

韓国の美容法で衝撃的な動画がネット上で話題になっているという。

 

 

生きているゴキブリを粉砕して肌に塗りこみ、肌が綺麗になるとうたう「ゴキブリパック」というもの。

 

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公開されている動画の内容はこうだ。
まず、ゴキブリ数匹をミキサーにかけて、黒っぽいペースト状に仕上げ、そこにヨーグルトを投入して混ぜる。
出来上がった汁をベッドに仰向けになった女性の顔にブラシで塗っていく。
一見、泥パックのような感じだが、顔にはゴキブリの脚らしきものが何本も付着しているようだ。

 

なんでもゴキブリにはキチン質が含まれていて、肌に良いとの説明がされており、パック後の「白くなった顔」も公開されている。

 

これは「skywalker」というハンドルネームのネットユーザーが公開したもので、2006年ごろに一度韓国で話題になっており、「あらゆる病原菌を抱えているゴキブリだが、隔離すればきれいに育てられる」と主張しているのだという。

 

このゴキブリに含まれているという「キチン質」とはどのようなものなのか。

 

調べてみると、ゴキブリの外骨格主成分であるキチン質(キチンキトサン)は、エビの尻尾やカニ、ダンゴムシ、チョウやトンボといった甲殻類や昆虫に共通する成分で、人間の肌を活性化させる成分が多く含まれているのだという。

 

このキチン質は日本でも年間100トンが食用にされているというが、現在、食用のキチン質はエビやカニの殻から抽出されているらしい。

 

ゴキブリと聞くと引いてしまうが、キチン質の成分自体は肌にとって良さそうだ。

 

では、たとえゴキブリであったとしても、肌に使用して問題はないものだろうか。

 

 

ゴキブリを肌に塗って問題はないのかということについて、ハンギョレ新聞電子版の記事では皮膚科の院長が「キチン成分自体が皮膚に良い効果が出る可能性もあるが、衛生的に処理されなかった場合、期待より悪い影響を与えることになる」と言い、「加工しない天然素材でパックをすると、病原菌にさらされる可能性がある」とコメントしている。

また14年4月には韓国で、婚姻関係にある本物の夫婦を当てるバラエティ番組のなかで、このゴキブリパックが登場、妻が夫にゴキブリを利用したスキンケアを施す様子が放送されたという。

あまりに視聴者に嫌悪感を与える内容だったため、夫婦がスタジオに直接出てきゴキブリパックを司会者に塗るシーンなどが韓国の放送通信審議委員会で審議規定に違反していると判断されたが、違反の程度が比較的軽微であるとして「勧告」にとどまったという。
(J-CASTニュースより)

 

こうした「ゴキブリ美容法」が、最近になって中国のネットで話題になり、それを見た日本のネットユーザーたちから「ゴキブリパックとか気持ち悪すぎ」「ゴキブリパック想像だけで吐いた」といったツイートが出ているという。

 

韓国化粧品にはカタツムリの粘液成分を利用した化粧品など、以前から生物の成分を利用したものがあるが、この「ゴキブリパック」については、韓国ネットでも嫌悪感を示すコメントが多いようで、はやっているというわけではないようだ。

 

仮に肌に良いものだったとしても、使用する人がどれだけいるのかは疑問だが……
 

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