【続報結果】フィギュア全日本 羽生結弦3連覇!

27日、フィギュア全日本男子フリープログラムが開催され、五輪王者で全日本選手権2連覇中の羽生結弦が優勝し、3連覇を果たした。

 

 

【男子の結果】

優勝 羽生結弦 286.86
銀  宇野昌磨 251.28
銅  小塚崇彦 245.68

 

2位以下に30点以上の差をつけて、圧倒的な優勝を果たしたのはやはり羽生だった。

 

冒頭の4回転サルコウこそ転倒するも、それ以外のジャンプは全て決め、後半に集中した3アクセルを絡めた連続ジャンプで加点をもらえる質の良いジャンプを積み重ね、今シーズンベストに近い得点を叩き出した。
不調だったルッツジャンプも、ショートからフリーまでの間に調整、見事に修正し成功させた。

 

全日本3連覇は高橋大輔選手以来の快挙で、又ひとつ新たな歴史を刻んだ。

 

2位の宇野も素晴らしい演技を見せた。
ジュニア選手でありながら、堂々たる演技で、冒頭から4回転、コンビネーションとジャンプを次々と成功させ、技術力の高さを見せた。
しかも、ショートでもフリーでも成功させた4回転も3アクセルも今季習得したというから驚きだ。

 

宇野はすでにジュニアの世界選手権の切符を手にしているが、全日本は世界選手権の代表権も兼ねている今大会で表彰台にのったことで、宇野選手がシニアで選出されるのかにも注目が集まっている。

 

そして見事、表彰台に食い込んだのは小塚。
今年、あまり調子の良くなかった小塚だが、今シーズン一度も決まらなかった4回転を2回決め、ほとんどミスのない演技をしベテランの底力を見せた。
ショート6位から大きく順位を上げた滑りに、自身も納得のガッツポーズが見られた。

 

表彰台争いが期待された町田樹は冒頭の4回転こそ成功するも、2つ目の4回転で転倒、その後もいくつかのミスが重なり242.61点で4位で終えた。
無良崇人は236.40で5位だった。

 

28日に世界選手権への出場選手が発表される。

 

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