米倉主演 ドクターXは今期でおしまい?高視聴率のドラマに何が?

今期ドラマの視聴率ナンバーワンといえば、米倉涼子主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。

 

 

前回の放送で23.7%と最高視聴率を更新、前作に続いて完全にパート2もあたり、このまま米倉の代表作になるのでは・・・
と思ったら主演の米倉涼子や所属事務所・オスカープロモーションは、今期限りで作品を終了してほしいと要求しているといいます。

 

この「ドクターX」ですが、2012年10月クールに放送され、平均視聴率19.1%を記録、放送終了の時点から次回作の制作がほぼ決定していて、終了からたった1年で現在放送中のパート2がオンエアされている作品。

 

米倉演じる大門未知子は「私、失敗しないので」「いたしません」などの決めゼリフが痛快なフリーランスの天才外科医役。大学の中で派閥にもなびかず、あくまでも自分を貫くキャラクターもわかりやすくて面白く、基本的には一話で完結する為、途中からでも見やすいドラマですね。

 

Doctor-X 外科医・大門未知子 BOOK.1

本来ならヒット作に恵まれて嬉しいはずですし、ドラマがヒットすれば、CMのオファーが増えたり、ギャラの単価が上がったりと、タレントにとっても良いことずくめだともいわれています。

 

それなのに、次回作の出演を拒むのはなぜかというと、「当たり役を演じ続ける」というのは、先々を考えると非常に危険だからという事のようなのです。

 

芸能プロ関係者によると、仲間由紀恵のTRICKや、水谷豊の相棒シリーズなど、主演俳優・女優は、それ以外の作品に呼ばれづらくなるのだといいます。

 

少し前の話題でもフジが続編ものを嫌う木村拓哉さん主演の過去の当たり役のドラマの続編を、視聴率獲得の為にやることになるのでは・・・という話も出ていましたが、女優や俳優さんによっては、人気ドラマの続編ものをやると、そのドラマの役のイメージが定着するというのを嫌がってという方もいるようですね。

 

しかし、続編が続いても高視聴率を続けるドラマもないわけではなく、視聴者としては、刑事役、医者役などイメージがある程度定着しても、違うドラマに出れば、その役として新たに受け入れることも出来るような気がしますが、やはり芸能界での見方というのは又違うのかもしれません。

 

ただ、テレビ朝日にとって、ドクターXは高視聴率を期待できるドラマであることには変わりなく、米倉サイドが次回作以降には出演しないと言っていても局側としてはヒット作を簡単に終わらせられるはずもないのでは?といわれています。

 

関係者によると、「高視聴率が約束されているだけに、テレ朝だってあの手この手で慰留することでしょう。米倉と同事務所である武井咲や剛力彩芽をバーターで出演させたり、彼女たちの主演ドラマを制作したりなどもありえます。今後、米倉サイドとテレ朝の駆け引きは見ものですね」といいます。

 

番組のファンとしては、面白いドラマは今後もシリーズ化してほしいと思いますが、本当に今期で最後になってしまうのかどうか、気になるところです。

 

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