日本代表(FIFAランク42位)0-2 セルビア(同43位)
このアウェー試合は、引退するスタンコビッチ(長友のいるインテルを昨季退団)の送別試合であった。
しかも、セルビアは来年のW杯出場の道をたたれており、個人的にはそれほどタフな試合にならないのではないかと思っていた。
ただ、2つ気になっていたことがあり、1つは守備が崩壊していると思われることである。
アジアクラスの実力であれば、問題として見えては来ないが、世界レベルのチームと当たると、明らかな欠点としてコンフェデレーションズカップ以来、とても目立ってしまっている。
そしてもう一つは、今季において試合出場が極端に減った2人のプレイヤーについてであった。
一人目は誰もがよく耳にする香川、そして、もう一人は守備の要?である(はずの)センターバックの吉田だ。
この二人は自分が所属するチームにおいて、今季ほとんど試合に出ていない。
さらに今後、もっと気になることも必ず起こる。
それは、この冬に契約が切れるためCSKAモスクワを退団するであろう本田にについてだ。
そう、本田は来年1月の移籍可能な時期に移籍する。
半年後にはワールドカップ控えた重要な時期であるにも関わらずこの夏移籍できなかったため、このような状況になってしまう。
香川も、マンチェスターユナイテッドに移籍後、1年目はなんとかやってこれたが、2年目は前述のようにリーグ戦でほとんど出場できていない。
本田は大丈夫であろうか?
話はそれてしまったので、試合に戻りたいが、やはり例の2人が試合でもキーマンになってしまった。
前半31分のことだ。
ペナルティーエリアやや外から数人のパスを経て香川へ、香川は相手DFをかわしシュートを放つもGKに阻まれゴールにはならなかった。
このシーンを見返してみると(自分がプレイヤーと仮定して)シュートコースはほとんどなく、もし入ればラッキーだったのかもしれないが、結果としては数少ないチャンスを香川が外したことになってしまった。
もし、調子のよい香川なら決めたかもしれないが・・・
さて、吉田はというと、実際には失点責任があるようなミスは見えなかったが、いつもの中途半端なクリアがあったり、相手に簡単に入れ替わられたりと、毎度この状況が起こるような気がする。
さらに、2点目の失点はロスタイムで、不用意なパスミスからの速攻で、あっさりと、いつものようにやられた。
そう、最近おなじみの「いつものように・・・」
新オプションの3-4-3布陣を試すこともなく終わった。
さあ、次のベラルーシ戦までに、修正できるのであろうか?