キム・ヨナ ソチ五輪へ向けて最後の実戦!韓国フィギュア選手権に出場!

      2017/10/19

今月の9日、クロアチアで開かれたゴールデンスピン・オブ・ザグレブ大会を優勝で飾ったキム・ヨナ。

 

 

その帰国の際に、「どんなに練習の時にうまくできても、実戦経験が重要だ。もし大会に出場するなら、時期上、オリンピックまで時間もある総合選手権が良いのではないかと考えている」と話していたそうで、当初、総合選手権への出場は、キム・ヨナのオリンピック・ロードマップにはなかったものだといいますが、ゴールデンスピン大会終了後に出場に向けて検討を進めてきたといいます。

 

そして、先週末に第68回全国男女総合選手権大会(韓国フィギュアスケート選手権)に出場するための出場申込書を提出したと明らかにしました。
同大会は来年1月3日から3日間、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のオウルリムヌリ・アイスリンクで開かれるといいます。

 

キム・ヨナ~銀盤の女王

キム・ヨナは意外にも、シニアデビュー以来、総合選手権に出場したのは昨シーズンが初めてだったようですが、当時、1年9カ月ぶりの現役復帰舞台だったドイツのNRW杯で実戦感覚を取り戻したのち、総合選手権へ出場、その2ヵ月後のカナダ・ロンドンで開かれた世界フィギュアスケート選手権で優勝という結果をもたらす足がかりになったことにならって、キム・ヨナはこの総合選手権を最大限活用しようという腹案だといいます。

 

キム・ヨナ自身もゴールデンスピン大会以後、「ジャンプやステップを全般的にもっとまとめていかなければならない」と自ら改善点を指摘しており「昨シーズンに出場した総合選手権で、フリースケーティングのプログラムをクリーンにして実戦でできるという自信がついた。実戦で冷静に落ち着いて技術を発揮することができた」とし、「ゴールデンスピン大会よりも落ち着いてプログラムを滑ることができれば、オリンピックにはもっと自信がつくと思う」と話しているそうです。

 

最後のリハーサルである総合選手権を通じて、冬季オリンピックのフィギュア女子シングル2連覇に向け、プログラムの完成度を一層高めようとしていると報じられています。

 

キム・ヨナについて、五輪出場に際して気になる点は、実戦経験が不足しているということだと思いますので、この国内の選手権出場により最後の調整を行いたいところなのでしょう。

 

その「実戦経験」といった部分でどうなのかといった話題はこちらにも出ていました。

 

先日、アメリカNBCのフィギュア解説陣が2014年ソチ冬季オリンピック、フィギュアスケート女子シングルの金メダルの行方を占う内容で、キム・ヨナ(23)と浅田真央(23)の2人の「宿命の対決」に関して、見解を出していたのですが、これは NBCが18日(韓国時間)、ホームページでフィギュア解説陣のタラ・リピンスキー(31)とジョニー・ウィアー(29)の対談を公開したものということで、興味深かい内容でした。

 

キム・ヨナと浅田の2010年バンクーバー冬季オリンピック以来4年ぶりの再戦を展望し、勝負を決める重要な要素として2人のコメンテーターが前提にあげていたのが「キム・ヨナの実戦感覚」であったといいます。

 

確かに、実戦感覚という所では、浅田選手は、シーズンはじめから国際試合に順調に出場を果たし、今年グランプリシリーズでは2度優勝、グランプリファイナルでも優勝するなど、予定のシーズンを着実に進め、実戦感覚を積んできている 一方、キム・ヨナは突然の右足の負傷の影響でグランプリシリーズを辞退して、今月初め、クロアチアのザグレブで行われた小規模な大会である「ゴールデンスピン・オブ・ザグレブ」で一歩遅れたシーズンとなっていますね。

 

この大会でキム・ヨナは204.49点で優勝していますが、数回ミスをするなど、まだ技術を最高頂へと引き上げられない状態、 来年1月の総合選手権大会で2回目の「リハーサルの舞台」に出る予定ですが、他の候補者よりもプログラムの完成度を引き上げる機会が少ないのは事実です。

 

そのため、2人の解説者の意見が少し異なっており、ウィアーは「シーズンデビュー戦で見せた技術と、複数の大会を経た上での競技力を簡単に比較することは適切ではない」とした上で、「ソチ五輪に向けて最後まで熾烈な争いを繰り広げるだろう」と話し「現時点では、浅田が金メダルになると思う」としました。
ウィアーは「浅田はオリンピックシーズンを迎え、賢明にペースを調整し、素晴らしかった」と話し、浅田をやや支持した形。

 

一方、リピンスキーはキム・ヨナならソチ五輪までの短い期間でも、十分に技術を引き上げることが出来ると見ており、 リピンスキーは「シーズンを通して試合に出ないで、オリンピックに復帰することは難しい」とするも、「しかし、それを成し遂げられる人がいるとすれば、それはキム・ヨナである」と話しています。

 

リピンスキーは「クロアチアで見たキム・ヨナはすでに全てを持っていた」と話すものの、「問題は、それをソチオリンピックに合わせて再び構築することが出来るかどうか」と話しています。

 

さらに、「シーズンを通して競技に出ず、せいぜい2~3回の実戦でオリンピックに出ることを想像するのは難しい」と話すも、「でも、それが出来る選手がヨナ」と話し、フィギュア女王に向けた無限の信頼を示したといいます。

 

実際に、韓国国内でもソチ五輪が近づくにつれて、ヨナと浅田真央を比較するニュースが多く取り上げられているそうです。

 

韓国のあるスケート関係者は、「ソチでも浅田はキム・ヨナには勝てない」とキッパリ。その根拠を問われると、「23歳ともなれば演技で大人の色気が求められる。キム・ヨナにどれだけ恋愛経験があるかは知らないが、彼女の演技からはそれが伝わってくる。前回五輪で踊ったミステリアスなボンドガールは日本のファンもよく覚えているでしょ。あれを見て、『キム・ヨナにバキューンとピストルで撃たれたい』というオジさんがたくさんいたと聞いた。でも、浅田の演技を覚えている人はどれだけいるか?覚えているのはトリプルアクセルのシーンだけじゃないですか」と話しているなど、少し検索しただけでもこの手の話題が出てきます。

 

そして今回出場するといわれている「韓国選手権」でも、浅田の全日本選手権の結果と比べて又騒ぎになるのではといった話もあり、どうしても比較されてしまう2人なのでしょう。

 

浅田は先日、ロイターとのインタビューで「キム・ヨナがいなかったら、私も成長することができなかった。私のモチベーションになっていた」と明らかにしていましたし、これに対してキム・ヨナもこの日、空港で「私も同じ考えです。ジュニア時代から浅田がいなかったら今の私もいなかった。お互いに避けたい存在でもあったが、刺激剤になる選手でもあった」と述べています。

 

周りの報道が二人を比較ばかりしているだけで、浅田もキム・ヨナも純粋に自分のスケートと向き合っているだけなのかも知れませんが、オリンピックまで二人の話題は尽きることはなさそうですね。

 

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