【続報】ペヤング 6月に販売再開! 何をどう変えた?

      2017/10/19

2014年12月に購入者の指摘により、ゴキブリの混入が判明したカップ麺の『ペヤングソースやきそば』。

 

 

半年間にわたって製造、販売休止に追い込まれていたが、今年6月上旬にも販売再開されることになった。

 

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当初4月にも販売再開するとみられてきたが、製造ライン改修が5月後半にずれ込むため、6月からの再開となる。

 

当初、同製品を製造するまるか食品は、「製造過程での混入は考えられない」としていたが、数日後、製造過程での混入の可能性は否めないとして自社の責任を認め、全工場の製造中止と販売休止を発表していた。

 

その一方で、店頭から消えた「ペヤング」がネットオークションに出品されると、高値で入札するという現象も見られるなど根強いファンがいることも事実だ。

 

実は、再販に向け、ゴキブリ混入経路解明などの調査を進めてきた同社だが、今に至っても原因を特定できていないと言われる。

 

しかし、リスクを減少させるべく、まるか食品が打った対策は、工場設備の刷新と改修だった。

 

具体的にはどのような対応をとったのだろうか。

 

まず、全ての隙間を塞ぐためにひび割れ部分を補修、古い床や壁面などの表面を剥がし、油汚れに強く、凹凸のない素材を使用することで清潔感の向上に努めた。

 

そして、工場への出入り方法や、トイレ休憩の仕方など細かくマニュアルを見直し、従業員教育を徹底させたという。

 

該当商品の返品対応を含めた設備刷新費用は数十億円規模にまで膨らんだと言われ、売上130億円規模(流通を担う子会社のまるか商事ベース)の同社にとって痛い出費であることには違いない。
しかし、これまでの利益の積み上げにより、銀行借入に頼ることなく、手元資金で賄ったという。

 

こうして生まれ変わる「新ペヤング」は、異物の混入を防ぐため、フタはシールで密閉する容器に変更。

 

混入前は多くの種類があったが、当面は主力の「ペヤングソースやきそば」のみを製造、まず6月に首都圏で販売を初め、徐々にエリアを拡大させていくことを目指している。

 

ゴキブリ混入発覚前の製造能力は1日40万食、再開後もそれは変わらないという。
販売休止中の半年間の売り上げは当然ゼロだったわけだが、異物混入の問題が立て続けに起こった昨年、ずさんな管理が明らかな場合は別として、生産ラインで100%防ぐことは難しいとも言われるこの問題。

 

実際にはペヤングだけの話ではないのかもしれないが、人気商品の「ペヤング」が今後消費者にどの程度受け入れてもらえるか、注目が集まりそうだ。

 

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