音のドレミを聞きわけることができる「絶対音感」は有名だが、生まれ持っている人の他、訓練によって後天的に持つ人はいるものの、誰しもが当たり前のように持っているというわけではないものだろう。
世の中の様々な色も、例えば同じ「赤色」を見て、隣の人とぴったり同じ色として捉えているのか、実際には分からないのかもしれない。
そんな自分の色彩感覚がわかるという画像が話題になっている。
このレインボーは何色見えるだろうか。
20色未満と答えた人は「2色型色覚」で 本来持つべき三種類の視細胞の1つが欠けてているという。一般的に赤や緑の認識が難しいと言われているのだとか。
このタイプは黒やベージュ、青の服を身に着けがちで、人口の25%がこのタイプなのだという。
20色位上~32色未満のひとは「3色型色覚」 で、青(紫)、緑、赤に反応する錐体細胞を持っているタイプ。人口の50%がこのタイプで、一般的に100万色ほどが認識できるといわれている。
そして、それを超える32色~39色みえた人は、「4色型色覚」の可能性があるという。
3色型色覚タイプの青(紫)、緑、赤に加えて、黄にも反応する錐体細胞を持っており、人口の25%がこのタイプで、一般的に、1億色以上が認識できると言われている。
つまり、4人に1人の割合のようだ。
つまり絶対音感のような、素晴らしい色の見分けが付く能力を生まれ持って持っているのだという。
他にも、自分の色彩感覚レベルがわかる簡単なゲームがネット上にもあるので、是非試してみては?
並んだタイルの中で、1つだけ色の違うタイルが混ざっている。
それを見つけてクリック(スマホではタップ)していく中国のゲーム。
あなたの色彩感覚がわかる。
Online Color Challengeは、色の明度・彩度をそろえた異なる色相の色コマを順に並べていくことで、微妙な色の違いを判断する能力を調べられる「Farnsworth-Munsell 100 hue test」を利用したテスト。
ディスプレイのカラーキャリブレーションを簡単に行えるツール「i1Display Pro」を販売しているX-Riteが提供しているオンラインサービス。
上記サイトに移動すると、画面に25個×4=100個の色コマがランダムに並べられており、この色コマを、左右のコマに近い順に並べ替えていくことで、色彩感覚が測定されるという仕組み。
英語表示なので、試してみたい方はこちらのページでチェックしてみてほしい。