今年、デビュー15周年の嵐がリリースした13作目のオリジナルアルバム「THEDIGITALIAN」(10月22日発売・ジェイ・ストーム)が発売初週で66.0万枚を売り上げ、11月3日付オリコン週間アルバムランキングで初登場首位を獲得した。
本作には、「Bittersweet」「GUTS!」「誰も知らない」のシングル曲のほか、メンバーのソロ曲など全16曲を収録(通常盤は17曲)。
初回限定盤のDVDには、アルバムリード曲の「Zero-G」のビデオクリップとメイキングが収録されている。
嵐のアルバム首位は、「いざッ、Now」(2004年7月発売)と「5×5 THE BESTSELECTION OF 2002←2004」(2004年11月発売)の2作で首位となった2004年から11年連続となり、これはEXILE(2003-2013)に並ぶ、歴代1位タイ記録となる。

因みにトップ3は以下の通り。
アルバム首位獲得「連続年数」TOP3(男性アーティスト部門)
1. 嵐:11年連続(2004-2014年)
1. EXILE:11年連続(2003-2013年)
3. B’z:8年連続(1996-2003年)
音楽にお金をかける対象がCDから音楽配信等へと変わり、CDの売上げは減少傾向にあるこのご時世に、発売初週の売上げ枚数が66万枚を超えるというのは、さすが嵐といったところだろう。
因みに嵐に次ぐ2位は『名探偵コナン テーマ曲集』なのだが、推定売上枚数が11860枚だというから、桁が一桁違う。
一昔前はヒットを実感できるような曲は、CD売上げもミリオン越えが当たり前という時代からみれば、1万枚程度でオリコンランキングの上位に入るなど、以前であれば考えられなかったことかもしれないが、近年はこんな状況も珍しくないようだ。
6月にはシングルでも首位40作目に到達し、2007年10/15付のB’z以来6年8ヵ月ぶり史上2組目の記録を成し遂げたばかりだが、又新たな記録を塗り替えた嵐。
おそらく今後もさらなる記録を作っていくのだろう。