安藤美姫 東日本で2位!ソチ五輪への道つないだが・・・

フィギュアスケートの東日本選手権最終日の4日、女子のフリーが行われました。
昨日のSPで13位と出遅れた安藤美姫ですが、フリーで105.24点を出して1位となり、合計147.21点として2位に入り、上位5人に与えられるソチ五輪最終選考会を兼ねた全日本選手権(12月21~23日、さいたま)への出場権を手にしました。

 

 

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安藤は、「弱気で逃げたくなかった」とこの日朝まで回避も検討していた3回転ルッツを冒頭に挑戦。なんとか着氷させると、その後のジャンプも決めて会場から大きな拍手を浴びたといいます。

 

「たくさんのお客さんが足を運んでくれて、満員の中で演技をできて、幸せな時間だった」と感謝しました。

 

この大会、西野友毬(明大)が合計164.35点で優勝し、五輪2大会出場の32歳、村主章枝(Kappa)は122.95点で11位で終えています。

 

実際、安藤の147.21点という点数は、現時点で国際大会に出場した日本の3名の今季の点数と比べるとどれぐらいの位置にいるのでしょうか。

 

浅田真央がGPシリーズアメリカ大会で優勝した点数が204.55点、カナダ大会で2位につけた鈴木明子が193.75点、中国大会に出場した村上は4位でしたが165.95点という点数で終えています。

 

この点数から見ると、安藤は全日本選手権の出場権は獲得したものの、全日本までの1ヶ月半の間に、最低でも現時点の点数から20点以上、上位を目指す為には50点近く上げていかなくてはならない状況です。

 

出産後にここまで戻してきた安藤、かなり厳しい状況だとは思われますが、五輪出場ののぞみをかけて、全日本選手権で最後まであきらめずに挑戦する姿をみせてもらいたいですね。

 

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