矢口真里 復帰会見に厳しい意見も!?

10月23日放送の『ミヤネ屋』に生出演した矢口真里。

 

 

2時間番組の約8割を使って行われた独占インタビューは、母親の意向が強く働いたともいわれていたが、会見の中で、矢口が「ウチ(所属事務所)の上層部の方が『ミヤネ屋』さんでって」と話していたように、矢口の所属事務所が、以前から親しい関係にあった芸能界のドンことバーニングプロダクションの周防郁雄社長を頼り、復帰はバーニング主導で行われたということのようだ。

 

ちっちゃい矢口真里のでっかいあなたに会いに行くのだ!!

司会の宮根はバーニングとズブズブの関係ですから、同番組が復帰の場に選ばれたのだろうといわれている。

 

しかし、いずれにしても1年5ヶ月ぶりに公の場に登場した矢口からどんな話が聞かれるのか、期待していた人も多かったかもしれないが、このTV出演とその後の記者会見を見て、矢口の謝罪会見なのか、復帰会見なのか、モヤモヤした感じは否めなかったようだ。

 

ミヤネ屋では、宮根らが「これは避けて通れない」と、今回の件の真相を問いただすと、矢口は「詳しいことに関していうと、離婚する際に中村さんとお互いプライベートのことを口外しないということを約束したんで、私も自分からいろいろ喋ることはできないんです」と口を閉ざした。

 

その一方で「すべて私が悪いと思っています」「きっかけは私です」「(中村を)傷つける出来事があったのは間違いないです」と告白したのだが、宮根が執拗に「ざくっとしたところはどう?」と尋ねるも、矢口は「ざくっとしたことをイエスにしてしまうと、全てを認めることになってしまうし、言わないっていうところで離婚をしているので」と直接的には語ろうとしなかった。

 

これは記者会見でも一緒で、一番説明が欲しかったところをかわされて、その後、様々な番組でこの件が取り上げられる際には、芸能記者もそういわれてしまっては、もうどうしようもないといった感じになってしまった。

 

今回、矢口がまず番組出演を選んだ理由として言われているのが、「(記者会見ではなくテレビにしたのは)たくさんの人に囲まれるとパニックになるから」という理由だ。

 

しかし、それは建て前で、実際は記者たちに邪魔されることなく、矢口サイドの意図通りに話すためだとも言われる。

 

企業が不祥事を起こしたときに使われるときの鉄則通り、ひたすら謝罪し、言い訳はしない、支えてくれた人に感謝する、安易な復帰をにおわせないという番組内でのコメント、会見内容だった。

 

事実を「中村さんとの約束があるので私からしゃべれない」と鉢合わせを濁し、詳しい説明事態を避けた為、そもそも言い訳という展開にもならなかったのかもしれないが、今回、矢口は「騒動は全て私が悪い」と謝罪し、「きっかけは私で、彼を傷つける出来事があったのは間違いありません」と間接的に認めている。

 

又、活動を休止していた間に、矢口を支えてくれたロンドンブーツ・田村淳夫妻とのエピソード、「しっかり怒ってくれました」というつんく♂との師弟愛、本番直前の保田圭とのやり取りなどメンバーとの絆を明かした上で感謝もしている。

 

又、復帰の意欲が強すぎると反省していないのでは?とバッシングを受けてしまうこともわかってのことなのか、今後の活動に関しても、「簡単に戻れる世界ではないので、復帰は無理と思っていました」「やめてから何をするか考えていました」「やりたいことはないですね。お世話になった人には恩返ししたいですけど」と反省をにじませ、お仕事は私が決めるものではないので、その辺は相手にお任せするという話もしている。

 

視聴者が納得したかどうかは別にして、無難な対応で、矢口サイドの意図通りにはいったのかもしれない。

 

しかし、問題は今後だろう。
「需要がなかったらやめるつもりでいます」と言い切った矢口だが、芸能界では矢口の需要をどのように考えているのだろうか。

 

これは、ネット上の記事でも様々な意見が見られるが、復帰を歓迎している意見としては、なんといっても『格好のネタ』があることだろう。

 

又、ミヤネ屋への出演で、騒動を振り返る映像が流れたとき、画面右上の”ワイプ”に矢口の顔が映されると、目を背けたくなるような映像のはずなのに、矢口は目を見開き、時折うなずいたり、首をひねろうとしてやめたり、鉢合わせの再現シーンでは顔を抑えて苦笑いしたり、激太り写真で頭を抱えたりしている。
「どういう顔でワイプに映ればいいのか」がよくわかっており、そのリアクションは衰えていないといった評価も高い。

 

こういった点からも現場の対応力の資質、能力とともに、後ろ盾となる協力者もあり、条件がそろっているといわれるようだ。

 

一方、自身の番組「ワイドナショー」の中で、今後の彼女の立ち居地について、微妙な反応を見せたのは、ダウンタウンの松本だ。

 

矢口の様子を録画で同番組を見たという松本は「あんまり、面白くなかったですね」とコメント。

 

その理由について、「正統派で彼女はやってきて。ああいう事件があったからこれを機に違う彼女を見せたらええのに、結局は正統派でいくんか。そうなってくると意外としんどくないか? って僕は思います」と語り、真相が明かされないことで「これを面白くするの難しいかなと思った」とバラエティ共演時の不安を口にした。

 

さらに、「彼女は受け身を練習しているのかと。大丈夫なのかと。うちの番組に来た時に後頭部いってまうでってちょっと心配になった」とも話す。

 

「僕がいちばんやりたいのはこの番組に来てもらって、セットを建てて(不倫現場を)説明してほしい」と冗談を交えると、ゲスト出演したヒロミも「バラエティに出始めるんであればいじられたおすわけだから、(明石家)さんまさんにいじられて取扱説明書を作ってもらって、ダウンタウンにけちょんけちょんにされたほうがいい」と話していた。

 

離婚や浮気の話題のたびにいじられる「“女陣内”になるしかないわけでしょ」とアドバイスし、正統派イメージからの脱却を求めていたが……

 

ネット上の多くの書き込みからも、歓迎より、やや厳しいコメントが目立っている矢口。
肝心の矢口が、松本やヒロミのいうような開き直りでも出来れば新たなステージで活躍できるのかもしれないが、なんとなく、当たり障りなく復帰してしまった感は否めない。

 

これからどんな立ち居地で活動していくのだろうか。

 

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