misono 30歳になったら引退!”負け&逃げ”ではなく挑戦!

歌手のmisono(29)が17日に放送された日本テレビ「今夜くらべてみました」に出演。来年に芸能界を引退することを宣言しました。

 

 

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番組では「ワガママ美女9人大比較スペシャル」と題してゲストが悩みや近況を報告。
misonoは、昔から30歳になったら引退するつもりだったと語り、所属事務所から「misonoは芸能界しか無理やから」といわれてきたことへの悔しさもあることを明かしました。

 

引退を決意した理由については、「ナンバーワンになりたい」という気持ちが強い一方で、「芸能界では(ナンバーワンになることが)無理」と判断し、他の分野でナンバーワンになることを目指すと話しています。

 

この引退表明について、misonoは番組放送後にTwitterで、下記のように説明しており、「ナンバーワン」という発言についても、本来は「2番目」であることが自身にとっての「ナンバーワン」だと前置きした上で、「音楽で1位をとりたい!というのを目標にした事もないし1位を目指す自分じゃない時点で向いてない(笑)」と、芸能界で自身の目標を成し遂げることが難しいとの思いを込めたものだったと説明。

 

そうした状況の中で活動を続けるのは、「ここからドンと売れる事もないし消えもしないから“ぬるま湯につかってる”みたいで…」と悩んだ末、あくまでも「“負け&逃げ”ではなく挑戦!」との気持ちで引退を決断したことを明かしました。

 

又、「落ち込んでる時に出した答えでもないし今、病んでる訳でもないから!」と、一時の感情で出した結論ではないことを強調した上で、自分の“居場所”を求めて踏み込んだ芸能界だったが、ここ何年間は「自分の居場所はココじゃないんじゃないか」という疑問が常にあったといいます。

 

そして、引退して別の道へ進むことについて、「1度きりの自分の人生いつ死ぬかも分からないし皆と同じように一緒に『自分も30歳からは自由になる&好きに生きる』ただそれだけの事!」との思いを明かしています。

 

また、misonoは自身の芸能活動を振り返り、「17歳~30歳までよく芸能界にい続けられたなって思うし13年間もやれた事も奇跡(笑)」と感慨深げにつづっており、他にも「dat(day after tomorrow)を3年間で休止した後も白紙だったしアーティスト活動休養宣言もしてるし『このCDが売れなければ辞める』と何度も思ってきたし辞める事は不自然ではない(笑)」と、これまで何度も引退を考えてきたことを語っています。

 

●misonoを評価する声も

 

だが、ファンの間ではもちろん音楽業界関係者の間でも、misonoの歌に対する評価は思いのほか悪くないといいます。

 

にも関わらず、彼女の作品が世間的な評価にあまり恵まれなかった理由を、雑誌リアルサウンドの記事のなかで、デビュー時から彼女を知る音楽雑誌記者の吉田敏郎氏は、次のように分析しています。

 

「彼女がデビューを飾ったday after tomorrowは、Every Little Thingの五十嵐充さんがプロデューサーを務め、avexが全面的にバックアップをして大々的に売り出しました。その甲斐あってか、それなりに注目を集めたのですが、いかんせん当時は90年代ユーロビートの流れを汲んだ伝統的なavexサウンドが曲がり角に来ている時代でした。また、まったく方向性の異なるミュージシャンである、姉の倖田來未さんと比較されることで、彼女の持ち味であるちょっと鼻にかかった声や、はつらつとした可愛らしさにスポットが当たりにくくもなっていました。彼女は技巧派ではないかもしれませんが、素直で味のある歌手だと思います。また、ルックスにも恵まれ、アイドル的な魅力だってありました。しかし、お姉さんがR&B路線だったこともあり、方向性を見出しにくくなっていたんだと思います。ソロになってもmisonoは、アイドル路線にも歌姫路線にも進むことができず、企画モノやカバー曲ばかりで大きなヒット曲には恵まれませんでした。」

 

同じく吉田氏は、misonoにはまだ芸能界で活路があるのではといい、misonoが人気ゲームであるテイルズ オブシリーズのタイアップ曲を多く手掛けていることをあげ、アニメゲームソングの歌手としての需要があったのではということや、そういった方向に特化するのもありだったのではと分析しています。

 

芸能界引退後のmisonoは、キャバクラ嬢としてナンバーワンを目指すと宣言しているようで、これは、「ナンバーワンになれるかもしれない分野」として明かしたようですが、司会のフットボールアワー・後藤輝基(39)から「自分のことを言いたい(misonoは)キャバ嬢になれない」と止められていました。

 

misono自身が納得できるナンバーワンが実現できるといいのですが・・・

 

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