ミスチル・MY LITTLE LOVERのプロデューサー小林武史 有機農業に挑戦!

      2017/10/19

千葉県の中央部に位置する木更津市矢那の山中、都心から車で1時間程度のこの場所に、約9万坪(30ha)の広大な土地からなる「耕す木更津農場」がある。

 

 

この「耕す木更津農場」で有機野菜や鶏卵の収穫を行っているというが、この地を「次の世代も使い続けられる農地へ」という考えのもと、有機農業に取り組んでいるのが、ミスターチルドレン、サザンオールスターズ他、数多くの人気アーティストを手がけた音楽プロデューサーの小林武史さん(54)だ。

 

もともと約20年前に閉鎖された牧場跡地で、閉鎖されて以降地元関係者による維持管理がなされていたものの、面積も広いため大半は荒れ地になってしまっていたというこの地を開墾し、2010年3月に設立、農地として再生するところからスタートしたという。

それにしても、音楽界で大成功している小林さんがなぜ農業に関心をもったのだろうか。小林さんはこのように話している。(産経ビスより)

 

「(2001年の米中枢同時テロが起きた)9・11後、循環型社会のありさまを『ap bank』を通してみていこうと考えた。
音楽も都市の娯楽を支えることの一つだけど、音楽を作って人に届けるということは、循環から生まれると感じていた。お金偏重の社会よりも本当の幸せ、豊かさについて僕らが主体的に考えていくことが必要。今後もミュージシャンではあり続けるけど、社会のあり方に対して人ごとにしてはいけないという思いから、農業法人を立ち上げた。
『消費の動向が変われば未来が変わっていくという思いが根底にあって、オーガニックレストランから僕らが食材を選ぶだけではなく、作ることに携わってみたかった」

 

『ap bank』とは、音楽プロデューサーの小林武史と、Mr.Childrenの櫻井和寿に、坂本龍一氏を加えた3名が拠出した資金をもとに、2003年に設立され、市民やNPO団体、法人による、自然エネルギーへの取り組みや環境保全など、新しい未来作りのためのアイデアや活動、プロジェクトに対し、「融資」という方法で支援している。

 

そして2009年には「明日(あす)ラボ」という、これまで行ってきた「融資」をふまえて、この「耕す木更津農場」もそうだが、さまざまなプロジェクトに「出資」や「投資」を行うことで、人材を育成したり、人と人をつないだり、当面の開発費を負担したりして、「融資」よりもう一歩踏み込んでプロジェクトに関わっていくセクションを設置したという。

 

現地で農場の運営を任されている同農場の豊増洋右さん(37)は数年前、農業コンサルタントだった頃に「農業に詳しい人を探している」との話があり、小林さんを紹介された。

豊増さんは、最初に小林さんが農業をやりたいと人づてに聞いたときは半信半疑だったというが、あってみると、農業のことを良く勉強していて熱意を感じたという。
こういう人と農業をやれば、未来につながると思ったと振り返っている。

 

そして、同団体から豊増さんを含む3人が現地に住み込むという形で同社がスタートし、循環型社会を目指す小林さんの考えで、農場には敷地内には太陽光発電の設備が設置され、トラクターも近隣の住民から譲り受けるなどした廃油をリサイクル活用しているという。

 

設立当初は「素人の集まり」(豊増さん)だったが、近隣の農家や、取引先のオーガニックレストランなどにノウハウを学びながら、徐々に集荷量を増やし、取引先の評価も上がっていった。
また、地域貢献の観点から、市内の耕作放棄地3カ所計約4ヘクタールにも社員らが出向き、農業に取り組んでおり、今後は効率を追求しながら、気軽に集まり、買いに来て、農業が体験できる場所にしたいと豊増さんは話す。

 

1月にはマレーシアで行われた千葉県の県産品商談会にも参加し、ニンジンジュースやみそなどを売り込んだ。現地の旅行代理店などからは「環境問題に対応した農業を学ぶために見学ツアーを組みたい」といった申し出もあり、小林さんらの活動は着実に広がりを見せている。同社の農場は兵庫県にもあり、小林さんは「ポテンシャルはまだまだある。多くの人に僕らの考えを感じてもらえる場にしたい」と話した。(産経ビスより)

 

この「耕す木更津農場」の、農場の広さは約4ヘクタール。30年ほど前に閉鎖された牧場の跡地で、にんじんやレタス、ネギ、ナス、ジャガイモなど約40種類を育て、主にオーガニックレストランや県内にある農作物の直売所などに出荷、週末には農場で朝市も開催しており、多くの近隣住民が詰めかけているという。

 

又、この農場の一押しは、できる限り自然に近い状況で生産することにこだわった「耕す木更津農場の平飼い卵」。

約1400羽のニワトリを約160坪の鶏小屋の中で飼育。自由に歩き回れるように16の部屋に80羽以内に振り分け、ストレスを与えないようにして育てているという。

飼料にもこだわり、米を中心に農場で出た野菜くずなどを使用、輸入飼料は一切使っていない。

 

また、一般的には互いに傷つけることを避けるために切ることが多いくちばしを切らず、堅い飼料を与えるため、健康的に育つという。

また、卵は洗浄せずにブラッシング。産卵時に殻に付着した体液には雑菌から卵を守る成分があり、これを洗い落とさないことで鮮度を保つ効果があるという。

 

6個入りで、農場では300円で販売。都内の直売所などでは350円。インターネット販売も行っているというから、是非興味のある方はチェックしてみて欲しい。

http://shop.kurkku.jp/index.html

 

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