フィギュアスケート欧州選手権 男子優勝はフェルナンデス コフトゥン5位でロシア代表選考は難航か?

フィギュアスケートの欧州選手権のショートプログラムの結果を先日お伝えしましたが、競技を終えての男子の結果です。

 

 

ロシア・フィギュアスケートのたのしみ (ユーラシア・ブックレット)

男子結果

 

優勝 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)267.11点
2位 セルゲイ・ボロノフ(ロシア)252.55点
3位 コンスタンチン・メンショフ(ロシア)237.24点

 

男子は昨季の世界選手権3位で22歳のハビエル・フェルナンデス(スペイン)が合計267.11点で、06年のエフゲニー・プルシェンコ以来の2連覇を果たしています。

 

ショートで2位だったセルゲイ・ボロノフ(ロシア)が合計252.55点でそのまま2位に入りました。
昨年12月のロシア選手権を制した期待の18歳のホープ、マキシム・コフトゥンはジャンプのミスなどが目立ち、5位に終わっています。

 

この結果を受けて、ロシアの代表選考が難しくなったと報じられています。

 

というのも、ロシア選手権で優勝したコフトゥンですが、同選手権で2位だったプルシェンコと得点に大きな差はなく、プルシェンコの今までの実績、怪我の状況を考えるとどうなるのかといった声もある中、実際にはソチ五輪のロシア代表に一番近い存在だったように思います。

 

そして、この欧州選手権をプルシェンコが欠場したことで、コフトゥンの五輪代表はだいぶ近づいたように思われましたが、今回のコフトゥンの5位という結果に、コフトゥンよりはむしろ、ボロノフか、またはプルシェンコの可能性も浮上するといった状況にもなり、代表選考は難航しているようです。

 

現在、報じられているのは21日にロシア・スケート連盟関係者の前でショートプログラムとフリーの演技を披露し“最終テスト”を受けることになっているといいます。

 

ボロノフか、コフトゥンか、又はプルシェンコになるのか、ロシアの代表選出に注目が集まります。

 

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