フィギュア団体戦・好発進 男子シングル羽生SP首位に!

ソチ五輪の開会式を前に、フィギュアの団体戦が始まりました。

 

 

細かいルールなどは別に載せていますので省略しますが、10カ国が出場するこの団体戦は、五輪初種目となりますね。

 

その先陣をきって登場したのは男子シングルの羽生結弦選手。

 

この男子シングルSPの出場選手で注目されたのは、ロシア代表の1枠を勝ち取り、この後のフリー、個人戦共にすべて一人で挑むエフゲニー・プルシェンコ選手、カナダ代表のパトリック・チャン選手など、金メダル争いに絡みそうなメンバーがこのショートに登場し、個人戦前の前哨戦としても注目が集まった試合。

 

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五輪初出場の羽生選手ですが、97.98点で出場選手中の最高得点をマークし、男子シングルSPを首位で終え、団体の順位ポイント(※)である10点を獲得、続くペアの高橋成美&木原龍一が8位で3ポイントを獲得し、ここまで合計13ポイントで、現在、10カ国中の4位につけています。
(※)1位⇒10点、2位⇒9点・・・・10位⇒1点と順位が一つ下がるごとにポイントも下がっていく。

 

日本はシングル男女は強いが、ペアやアイスダンスなどではロシアやカナダ、アメリカなどには及ばないことから、シングル以外でどこまで点数を獲得できるかということは以前から言われていますね。

 

スポニチの記事によれば、昨年1月に結成、わずか1年で五輪に臨んだペアの高橋と木原は、演技を終えると「1年間やってきたことを発揮できた。やったー、というよりは、よし、という感じ」(高橋)、「ここまで来られて心の底から良かったと思う」(木原)と笑顔を見せたといいます。

 

高橋選手は、カナダ人選手のトランと組んで12年に世界選手権で銅メダルを獲得したこともありますが、ペアを解消、ペアの経験のない木原と組んで目指した五輪の舞台、ジャンプなどで息が乱れる場面もあったが、リフト、ステップではミスなく8位で終え、団体でのメダルを狙う日本に貴重な順位点3をもたらしたことは、健闘したといえますね。

 

男子SPで羽生が1位の座を獲得したため、現在、団体の順位でも、3位中国に2点差の4位と予想を上回る好発進をした日本。

 

「日本はすごく強いチーム。小さな力だけど、少しでもプラスになればいい」(高橋)、「日本はシングルの選手が素晴らしいし、足を引っ張るわけにはいかなかった」(木原)と語った。2人は、フィギュアスケートの選手を代表して7日の開会式に参加するといいます。

 

●現在の団体戦の状況

1位 ロシア(ペアSP10、男子シングル 9)計19
2位 カナダ(ペアSP 9、男子シングル 8)計17
3位 中国 (ペアSP 8、男子シングル 7)計15
4位 日本 (ペアSP 3、男子シングル10)計13
5位 ドイツ(ペアSP 5、男子シングル 5)計10

 

※ショート(SP)を終えた時点の暫定合計ポイントで、上位5か国がフリー(FS)に進出。フリーを終えた時点の4種目(国によって3種目)合計ポイントでメダルが確定します。

 

●団体戦の日程

2月6日(終了) 男子シングルSP、ペアSP
2月7日 ソチ五輪開会式
2月8日 アイスダンスSD、女子シングルSP、ペアFS
2月9日 男子シングルFS、女子シングルFS、アイスダンスFD

団体戦の次の試合は、2月8日にアイスダンスSD、女子シングルSP、ペアFSが行われます。

 

女子シングルには、現在、浅田真央選手の出場が濃厚といわれていますね。
ロシアの女子選手も若手が次々に育ち、強い選手が揃っていますが、浅田選手には是非頑張ってもらいたいですね。

 

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