フィギュア コストナー選手 16ヶ月の出場停止処分に!

昨年のソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子シングルで銅メダルを獲得したイタリアのカロリーナ・コストナー選手。

 

 

AFB=時事のニュースによれば、イタリアオリンピック委員会は16日、元恋人のドーピング検査回避を手助けしたとして、同国の女子フィギュアスケート選手カロリーナ・コストナー選手に対し、16ヶ月の出場停止処分を科したことを認めたという。

 

コストナーは競歩で五輪にも出場した元恋人のアレックス・シュバーツァーが、以前、独オーベルストドルフでドーピング検査を回避しようとした際、それを手助けしたとされており、その後に検査員からの質問があった時も、協力的な姿勢を見せなかったという。

 

それにより、CONIのドーピング検査員は、コストナーに対し、昨年、4年3か月の出場停止処分を要求していた。

 

もしこの要求が通った場合、年齢的に選手として復帰するのは難しく、事実上の引退かと話題になっていた。

 

実際の処分は16ヶ月となったが、これにより、来季のフィギュアスケート欧州選手権と、世界フィギュア選手権の両方に出場することが出来ない見込みだという。

 

コストナー選手といえば、ソチでの銅メダル獲得は記憶に新しい所だが、世界選手権でも2011年から毎年表彰台に上がっており、2012年には金メダルも獲得している実力のある選手だ。

 

コストナーは、この処分を不服として、スイスのローザンヌ(Lausanne)にあるスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する構えだという。

 

2008年の北京五輪で金メダルを獲得したシュバーツァーだが、4年後のロンドン五輪では、予選大会で赤血球の産生を促進するエリスロポエチン(EPO)に陽性反応を示し、出場停止処分を科されている。

 

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