フィギュア 四大陸 男子メダルならず 女子は宮原2位 本郷3位

フィギュアスケート四大陸選手権、最終日、女子のフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の宮原知子が181.59点で2位となった。

 

 

優勝したのは、SP4位のアメリカのポリーナ・エドモンズ。
フリー1位となり、合計184.02点で逆転優勝を飾った。

 

試合後に「緊張した。もう少し思い切っていけたらよかった。完璧にやれば優勝できたかなと思うので、凄く悔しい」と語った2位の宮原は、ショートを終えて、首位で迎えたフリーだったことや、上位5選手の点差は5点以内という僅差の中、緊張が見られた。

 

少しのミスが順位を変えてしまう状況の中、ジャンプの減点や転倒が見られる場面もあり、終わってみればエドモンズとは2.43点の差だった。

 

又、SP3位の本郷理華は合計177.44点で3位、SP7位の永井優香は合計168.09点で6位だった。
メダルが取れると思っていなかったという本郷は、試合後のインタビューで、初出場となる世界選手権に向けて、思い切りやって力を出せば順位はついてくると語った。

 

SPで2位だったグレイシー・ゴールドも、冒頭のコンビネーションジャンプ2つのミスが響き、合計176.58点で4位に終わった。

 

一方、男子はショートプログラム(SP)6位で昨年のNHK杯優勝の村上大介がフリー3位となり、計256.47点で総合4位に入った。

 

SP2位で17歳の宇野昌磨が計256.45点で総合5位、SP4位で2連覇を目指した無良崇人は総合7位で終え、日本人は表彰台に届かなかった。

 

優勝したのは、ソチ冬季五輪銅メダリストでSP1位のデニス・テン(カザフスタン)。

 

技術点で100点を超える圧倒的な演技を見せて、フリー191.85点、合計 289.46点で優勝した。

 

ジョシュア・ファリス(米国)がフリー175.72点、合計260.01点で2位。ハン・ヤン(中国)がフリー172.13 点、合計259.47点で3位だった。

 

ショートを2位で折り返した宇野昌磨は、珍しくジャンプにミスが出て5位で終えたものの、ショート、フリーとも自己最高点を更新する結果だった。

 

3月に行われる世界選手権には男子は羽生、小塚、無良が、女子は宮原、本郷、村上が出場する。

 

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