タレント中西モナ(38)が11日第二子出産を発表し、7月1日より、芸名も旧姓の「山本モナ」に戻して活動を再開することを発表した。
山本モナという名前を聞いて思い浮かぶのは、様々な男性がらみのスキャンダルやそれに伴っての降板騒動。
良いイメージよりもそういったマイナスなイメージの方がどうしても先行してしまうようにも思うのだが、わざわざこの旧名の山本モナという名前に戻しての復帰とはなぜなのだろうか。
ここ数年間、あまり表立った活動はしていなかったのだが、振り返ってみるとこんな感じだ。
元アナウンサーの中西(旧山本)モナは、2005年に関西の朝日放送を退社して上京したが、当時不倫関係にあった俳優Sを追って、東京に来たというウワサがあったという。
そして、知人の紹介でビートたけし率いるオフィス北野に所属、その後、TBS『NEWS23』のキャスターに大抜擢されるも、出演5日目に民主党の細野豪志衆院議員と「路上不倫キス写真」を撮られて降板。
そんな致命的だったモナを、たけしは不祥事後も手を差し伸べ、バラエティタレントとして再生させた。
そして、お騒がせキャラとしてTVの露出も増え、たけしのバックアップもあり、その後、モナはフジテレビの情報番組『サキヨミ』でキャスター復帰を果たす。
しかし、それもつかの間、その復帰当日の番組終了後、プロ野球選手の二岡智宏(現・日本ハム)と「五反田ラブホ不倫」の現場を女性誌に撮られ、結局たった1回の放送で降板と再謹慎を余儀なくされ、その翌年には結婚と芸能界引退を発表している。
(日刊サイゾーより)
このように一度ならずとも二度までも事務所やテレビ局に迷惑をかけて、恩人のたけしの顔に泥を塗ったといわれており、当然、当時の所属だったオフィス北野は、自分勝手に事務所を去ったモナに、怒り心頭だったという。
これだけのことがありながらも、芸能界を引退した中西モナが2013年には個人事務所を設立し、芸能界に復帰することを明らかにした。
このとき、復帰の理由は、働く女性として、家庭と育児を両立していきたいとのことだったが、復帰の決定打となったのは夫に背中を押されたからだと話している。
しかし、かつての記事などによれば、モナは以前所属していた「オフィス北野」に対して、「夫が芸能界を辞めてくれと言っているので引退したい」と申し出て退社したはずだという話もあり、それが「夫に背中を押されて復帰」とは、あまりにも自分勝手なのではないかといった話も出ていた。
12年7月には長女、そして、今回第2子を出産した中西モナ。
芸能ライターによれば、長女を出産後の前回とは違い、今回の活動再開は本格的のようで、第一子ではブログだけで済ませていた出産報告も、わざわざ事務所からマスコミ各社へFAXで報告しているという。
さらに出産前日には、タレントSHEILAが主催のママ友会に参加しており、その様子は本人のブログでも確認できる
(サイゾーウーマンより)
復帰に向けての話題づくりも進んでいるようだ。
スキャンダルな印象が強くても、印象にあるのは中西モナではなく、山本モナのほうなのかもしれない。
山本モナの復帰後の需要があるかないかは、移り変わりの激しい芸能界においてどうなのかはわからない。
しかし、結婚、出産を経て、社会人としてどれだけの成長したのかということは、彼女の今後の活動に大きく関わってくるのかもしれない。