秋元氏が語る AKBの未来像とは?

AKB48の総合プロデューサー・秋元康氏(55)が22日、公開生放送された bay fm 「bay fm meets AKB48 8th Stage ~TRY~」で、AKBグループの未来像を明かしました。

 

 

12月で初公演から8年をむかえるAKBですが、渡辺麻友(19)、峯岸みなみ(21)らメンバー8人と登場した秋元氏は「長くみんなが楽しめるグループにしたい。作詞、作曲、選曲、アレンジも彼女たちがやっていくと思う」と、これまでの大人主導の路線から親離れしたグループへの転換を示唆したといいます。

 

今月10日に行われた「ドラフト会議」も、そのための布石の一つなのだそうで、プロ野球の新人選手選択会議にならい、AKB48・チームKの大島優子や、NMB48・チームNの山本彩ら各チームのキャプテンを務める現役メンバーがオーディションの最終選考に立ち会い、将来のスーパーアイドルを指名するというものですが、以前であればこういった、秋元氏など大人主導で決められてきたものを、本人たちが自ら行う形になっていますね。

 

「ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨かれない」と、候補生の発掘と成長をメンバーの手に委ねたそうで、育成面だけでなく、ゆくゆくはメンバーの手による楽曲製作をも望んでいるとのこと。

 

AKB48の戦略! 秋元康の仕事術 (田原総一朗責任編集)

秋元氏は、そう考えた背景に「AKBは第2章、メンバーの成長が一番大きい」と認めており、これまでは楽曲のこと、イベントことなどを周囲のスタッフに指摘、相談していたが、今ではメンバーに聞くことが増えたと話します。

 

一緒に登場していた峰岸を見ては、剛力ダンスを絶賛し、バカセンターという事がきっかけで人気が出た川栄など、様々な事をチャンスに成長していく彼女たちを認めているようです。

 

又、年末恒例の「第55回 輝く!日本レコード大賞」の3連覇が期待されることについて、秋元氏は「これからは記録にこだわらず、ファンを増やすことが大事」と慎重に答えたそうです。

 

アイドル戦国時代をさらに勝ち残っていく為には、AKBにとっても次のステージへ方向転換が迫られているのかも知れませんね。

 

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