GPファイナル女子シングル アクセル失敗も浅田2年連続優勝!

フィギュアスケートの国際大会、グランプリファイナルは、女子シングルの後半のフリーが行われ、浅田真央選手が、合計で204.02の得点で、2年連続4回目の優勝を果たしました。

 
 男子の結果もあります
 

浅田真央スケーティング・ミュージック2013-14(DVD付)

SP首位で折り返したこの日のフリー演技は、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度入れると前日に話していた通り、冒頭に3アクセルと3アクセルと2トゥループのコンビネーションを予定する攻めの演技構成。

 

最初の3アクセルジャンプで転倒してしまいますが、果敢に次のジャンプでも3アクセルに挑戦、両足着氷となり、コンビネーションには出来ませんでした。

 

しかし、その後は立て直して後半の演技をまとめ、131.66点(技術点63.87点、演技構成点68.79点、、減点1.00点)、SPとの合計点204.02点をマークし、GPファイナル2連覇を達成しました。

 

シーズンベスト(136.33点)には及びませんでしたが、2つのジャンプを失敗するも、元々難度の高いプログラムであることや、前回のオリンピック終了後より、1からスケーティングを見直してきたことで、ジャンプが多少失敗しても、得点が取れ、演技をまとめられるようになったことは大きく、131.66点の演技で、合計204.02点と2位以下に10点以上の大差をつけて圧勝しています。

 

2位はSP4位のユリア・リプニツカヤ(ロシア)がフリー得点125.45点(技術点64.93点、演技構成点60.52点)、SPとの合計192.07点で順位を2つ上げました。
各選手とも転倒が見られたフリー、リプニツカヤは、コンビネーションを予定していたジャンプが一つ入らなかった以外は、演技をまとめ、ロシア勢の中では最上位という結果になりました。

 

又、ショート終了時にロシア勢の最上位だったソトニコワ選手は、成功すれば得点源にもなる後半のジャンプでの失敗が目立ち、5位で終えています。

 

3位にはSP3位だったアシュリー・ワグナー(米国)。転倒こそ見られたものの、全体的には安定感のある演技でフリー得点119.47点(技術点56.06点、演技構成点64.41点、減点1点)、SPとの合計187.61点という結果になっています。

 

又、同大会4度目の優勝により、浅田はスルツカヤ(ロシア)と並び最多タイの優勝回数となりました。

 

浅田は、試合終了後のインタビューで、「ここでアクセル2回挑戦できたことは次につながる。この試合で新しい課題が見つかったと思うので、修正して次の試合で立て直したい」とコメント。

 

ソチ五輪最終選考会である全日本選手権(21~23日、埼玉)を前に、この優勝により代表にかなり近づいたのではないでしょうか。

 

全日本では課題を克服してさらなる高みを目指す浅田選手の活躍を見てみたいですね。

 

タイトルとURLをコピーしました