ゴールデンスピン キム・ヨナ優勝!安藤の結果は?

右足甲の故障により怪我後の復帰戦となるフィギュアスケートの国際B級大会「ゴールデンスピン・オブ・ザグレブ」に注目が集まるキム・ヨナ選手。

 

 

又、徐々に調子を上げてきた安藤選手もこの大会が全日本選手権に向けての一つの目安となる大会となりそうなので、結果を残したいところですね。

 

この二人の滑りは、浅田選手が出場したGPファイナルでもSPの様子が少しだけ写りましたが、やはりソチ五輪に間違いなく出てくるであろうキム・ヨナ選手の様子が気になっている人は多いのかもしれません。

 

フリーを終えてのこの2人の結果ですが・・・

 

キム・ヨナ~銀盤の妖精

キム・ヨナは6日のSPで今季世界最高を上回る73.37点を出して首位に立つと、7日のフリーでも131.12点で1位となり、合計204.49点で優勝、浅田が11月のNHK杯で出した今季世界最高の207.59点に迫り、GPファイナルでの得点を上回りました。

 

韓国(中央日報)では、「フィギュアスケートのキム・ヨナがジャンプのミスにもかかわらず無難に200点を突破した」と伝え、詳細は以下の様に報じられています。

 

「フリースケーティングでタンゴ曲『アディオス・ノニーノ』で131.12点を獲得した。技術点60.60点、芸術点71.52点だったが、ジャンプのミスで1点の減点となった。キム・ヨナは前日のショートプログラムで73.37点を記録し合計204.49点で同大会優勝を無難に決めた。」

 

「出場選手24人のうち21番目にリンクに入ったキム・ヨナは、優雅な黒いドレスを着て登場した。しかしキム・ヨナは最初のジャンプで成功率90%を誇るトリプルルッツ・トリプルトゥループのコンビネーションジャンプを試みたが転倒し尻をつくミスを犯した。しかし経験豊富なキム・ヨナはすぐに安定を取り戻した。続けて行ったトリプルフリップジャンプを成功させたキム・ヨナは、トリプルサルコウとダブルトゥループにつながるコンビネーションジャンプも完ぺきにこなした。強烈なタンゴ音楽に合わせ豊富な演技力を見せたキム・ヨナは、その後はミスなしで演技を終えた。キム・ヨナが演技を終えるとに観衆は数多くの花束とプレゼントをリンクに投げ込み称えた。」

 

とキム・ヨナ選手の復帰戦の様子を伝えています。
大会が違う為、単純な比較は出来ませんが、現時点で今季200点台を越えているのは、浅田選手とキム・ヨナ選手だけということになりますね。

 

両選手ともミスがあってもこの点数なわけで、これがクリーンに飛べたなら、もっと点数は上がってくるのかと思うと、かなり高レベルな戦いになりそうですね。

 

又、安藤選手の方ですが、SP62.81点、フリー114.01点で、今季自己ベストの合計176.82点で2位という好結果でこの大会を終えています。
この結果は、今季日本勢3位の得点ということで、五輪代表最終選考会の全日本選手権へ向けて調子を上げてきましたね。

 

今回、GPシリーズよりは格下の大会なので、点数だけでは比較できませんが、今季は村上選手が不調で得点が伸びない中、ここにきて安藤選手の調子が上がってきたことで、日本女子の3番手争いは、宮原選手もふくめ、激化しそうな感じです。

 

注目の全日本選手権は、今月21日から開催されます。

 

追加情報

17日

キム・ヨナがソチ五輪へ韓国で最終実戦

ソチ五輪のフィギュアスケート女子で五輪2連覇を狙うキム・ヨナが来年1月3~5日の韓国選手権(高陽)に出場すると16日、韓国スケート連盟が発表しました。

聯合ニュースによると、この大会はキム・ヨナにとって、来年2月の五輪に向けた最後の実戦となると報じています。

 

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