ストレスによる免疫力低下で体調を崩して以来、2010年10月から活動休止中の歌手の中森明菜。
※彼女がいつ復活するのか、現在どのような暮らしをしているのかといったことについては、このブログでも何度か記事にしたことがあるので、気になる方はチェックしてみてほしい。
つい最近も、NHK紅白歌合戦の目玉として出場するのでは?といった話もウワサになるなど、歌姫の復活を待望する声がよくきかれる。
復帰間近と言われながら、彼女の体調がなかなか安定しないといわれ、実現に至っていないのが現状のようだった。
しかし、いよいよ来年1月に復帰シングルと、新録アルバムを2週連続で発売し、4年3ヶ月ぶりに本格的な音楽活動を再開させることが明らかになったという。
1月21日にニューシングル「Rojo -Tierra-」、そして翌週、1月28日にカバーアルバム『歌姫』シリーズ第4弾「歌姫4 -My Eggs Benedict-」をリリースすることが決定したとオリコンスタイルの記事が伝えている。
この2作の発表はおよそ5年半ぶり。
シングルについては2009年に発売した「DIVA Single Version」以来5年4カ月ぶりとなるというから、ファンにとっては待望の新曲だ。
現在、日本とアメリカで極秘にレコーディングが行われており、関係者は「年内にも完成させたい」とギリギリの作業を進め、「2015年、歌姫復活」を目指しているというから、今度こそは復活が現実味を帯びてきているようだ。
活動休止から数年が立っている彼女の復帰を望む声が止まないことをうけて、今年8月には明菜が所属する『ユニバーサルミュージック』が集大成ともいえる2枚のベストアルバムを発売した。
発売の2日前には、明菜の大ファンだというミッツマングローブをゲストに、選ばれたファン50人を前に先行視聴会が開かれ、この発表の席で明菜が生歌を披露するのではといった話もきかれたが、残念ながら本人が出ることはなかった。
しかし、本人不在のまま、4年以上も活動していないにも関わらず、2週連続で2作同時TOP10入りするヒットとなり、このCDが売れないといわれるご時世に売上げは25万枚を突破したというから、いかに明菜の人気が根強いかが伺える。
そして、今回の作品も「応援してくれているファンに恩返しをしたい」という本人の思いを受け作られたものだという。
待望の復帰作だが、タイトル「Rojo」はスペイン語で「赤」、サブタイトル「Tierra」は「大地」を意味し、関係者は「明菜の現在の意欲が込められている」と説明。
アフリカサウンドのダンスミュージックで、「明菜のボーカルを前面に出した情熱的な作品に仕上げたい」としている。
一方のアルバムの方は「現時点で明菜のボーカルを最大限に引き出せるもの」として、カバー曲集『歌姫』シリーズの続編に決まった。
基本的なコンセプトは「ラブソング」で、選曲からかかわる中森は「70年代の後半から2000年代の名曲の中から、私の心の中に残っている作品を選んでいきたい」と意欲をみせているという。
収録曲はレコーディングの状況を見て最終決定するとしているが、「愛のうた」(倖田來未)、「雪の華」(中島美嘉)、「長い間」(Kiroro)、「接吻」(オリジナル・ラブ)、「スタンダード・ナンバー」(南佳孝)などを収録予定だという。
(オリコンスタイルより)
今年の夏に発売されたベスト盤では、レコーディングも長らく活動を休止していた明菜だけに、関係者も手探り状態だったと言うが、これがリハビリとなったようで、今回は自信を持ってレコーディングに臨んでいると言われている。
体調を考慮して4ヶ月以上の制作期間をとり、選曲からCDジャケットに至るまで、すべてを中森自ら手がける意欲作。
年内は新曲とアルバム制作に注力し、来年からプロモーションも含めた活動を再開するという。
しかし、やはり心配なのは、明菜の体調だろう。
無理はして欲しくないという思いの反面、やはり、久しぶりの表舞台に新曲を引っさげて是非、出てきてほしいと願っているファンは多いはずだ。