フジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』で、ジャニーズの演技力について語っていた。
この番組のレギュラーの、松本人志が「別に持ち上げる気ないけど、ジャニーズの子って何で演技うまいの?」とゲスト出演していたに聞いた。
その理由を中居は「たぶん、”踊り”が(関係)あると思いますね。リズムがあるので」と答えた。
ゲストの俳優・坂上忍も「ああ、リズム感」と共感した。
そして「(歌手やアイドルは)確実にセンスある人が多い。それはなぜかというと、間とかリズム感が分かってるから」とその演技力を分析していた。
「(歌手やアイドルは)芝居をこなせる人が多い」と認めた上で、「役者が歌手やお笑いに行った時にこなしきれないことの方が多いんですよ。それはちょっと悔しい」と俳優の立場からの正直な思いを吐露した。
松本はリズムと聞いて「宮迫や!」と雨上がり決死隊・宮迫博之の名を挙げた。
確かに宮迫は、ネットの調査で「演技がうまいと思う芸人ランキング」でも1位を獲得しており、実際にコメディーだけでなく、シリアスなドラマにも出演し、俳優としても活躍している。
芸人ではなく、一俳優としてみても他の俳優に見劣りしない。
又、過去に山口智充とユニット・くずを組んで「ムーンライト」などの楽曲をリリースし、歌もうまいことが知られており、リズム感という意見は納得できそうだ。
他にも芸人で俳優としても活躍をしている人を思い浮かべると、バカリズム、ドランクドラゴンの塚地、TKOの木下、ネプチューンの原田泰造、カンニング竹山、アリTOキリギリスの石井正則、板尾創路など、個性派のタレントが並ぶ。
歌がうまいのかといわれると、良くわからないところではあるが、考えてみれば、お笑いも掛け合いのリズムや、間の取り方など、お客からいかに笑いを取れるかと言う点では、やはり、リズム感が必要という気がする。
逆に、今は役者としての活躍が中心で、過去に音楽(ダンス)をやっている人と言う点から見るとどうだろう。
東京パフォーマンスドールに所属していた篠原涼子は、今やいくつもの主演をはる女優、演技派で人気上昇中の満島ひかりも、元沖縄アクターズスクール出身でダンスボーカルグループFolder5の元メンバーだった。
三浦理恵子や永作博美なども、昔はアイドルグループのメンバーだったが、女優として成功している。
やはり、演技者として成功するには、リズム感が不可欠なのかもしれない。