フィギュアスケートGPシリーズ第4戦となるロシア大会がモスクワで行われ、18歳の本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)がショートプログラム2位からフリーで逆転し、自己ベストを更新する合計178.00点で初優勝した。
本郷はGP出場2大会目だった今大会、ジャンプもすべて決め、ミスのない演技で終えた。
パゴリラヤはジャンプに精細を欠いたものの2位となり、前回出場したカナダ大会の結果(優勝)とあわせてファイナル進出が確定した。
一方、小塚はショートで3位につけていたものの、フリーの演技で2度転倒し7位と伸びず、6位という結果に終わった。
今大会、優勝したフェルナンデスは、第2戦のカナダ大会の2位の結果とあわせて、地元開催となるGPファイナルへの進出を決めている。
結果は次の通り
女子の結果
優勝 本郷 理華(JPN) 178.00
2位 アンナ・パゴリラヤ(RUS) 173.43⇒ファイナル進出
3位 アレイン・チャートランド(CAN) 172.00
6位 大庭 雅(JPN) 154.57
男子の結果
優勝 ハビエル・フェルナンデス(ESP) 265.01⇒ファイナル進出
2位 セルゲイ・ボロノフ(RUS)252.00
3位 ミハル・ブレジナ(CZE) 241.23
6位 小塚崇彦(JPN) 216.80
男女各6名が進めるGPファイナル。
前述のように、男子はフェルナンデス、女子はパゴリラヤがそれぞれファイナルへの進出を決めているが、他にもロシアのエリザベータ・トクタミシェワがアメリカ大会で2位、中国大会で優勝し、既にファイナル進出を決めている。
残すフランス大会と日本大会(NHK杯)の結果により、ファイナル進出者が決定する。